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8月4(火)20:00~8月11日(火)01:59
Bさんお昼にリビングでテレビをつけると、画面が白っぽくて何が映っているのかよく見えないんです。カーテンを閉めればいいんでしょうけど、家族が集まる部屋なので暗くしたくなくて…。
Aさんうちはセリフが聞き取りづらくて。サウンドバーを買おうかと思ったんですが、テレビ台に置く幅がないんです。壁掛けにするほどでもないし、どうしたものかと。
大きなテレビを買ったのに、こういうところで満足できないというお話はよく伺います。画質でも音質でもなく、「うちの部屋だとうまくいかない」という困りごとです。
2026年5月25日に発売されたハイセンスの「65U8S」は、まさにこの2つに手を入れてきたモデルです。前のモデルにはなかった装備が入り、スピーカーの構成も変わりました。
しかくこの記事では、その困りごとを65U8Sがどう解決したのかを、ハイセンス公式サイトの仕様表から説明します。もちろん、ふだんの性能もしっかり見ていきます。
大画面テレビで出てくる3つの困りごと

65V型クラスをリビングに置くと、小さいテレビでは目立たなかったことが出てきます。よく話に上がってくるのは次の3つです。
1. 昼間、画面が白っぽくなる
画面が大きいほど、窓や照明を拾う面積も大きくなります。明るさを上げても、映り込んだ光そのものは消えません。暗い場面ほど画面が鏡のようになって見えにくくなるのはこのためです。
2. 音が薄く、セリフが聞き取りづらい
薄型テレビは本体が薄いぶん、スピーカーを入れる場所がありません。多くは下向きや背面に付いていて、音が床や壁を回ってから届きます。サウンドバーを足せば解決しますが、テレビ台に幅がなければ置けません。
3. ゲームで動きがぶれる
画面が大きいと、同じズレでも目に付きやすくなります。低遅延の設定に切り替え忘れたまま遊んでいて、あとから気づくというお話もよくあります。
しかくメーカー側がこれらの悩み事を改善したのが今回の65U8Sです。まさにこの3つを順番に潰しにきたモデルです。
明るいのにくっきり見える

65U8Sは、パネルの表面にARコート低反射という処理を入れてきました。ARコートは眼鏡のレンズに使われている反射防止の処理と同じ考え方で、表面で光を跳ね返さずに通してしまうことで、映り込みそのものを減らします。
ここが今回いちばん大きな変化です。前のモデルのU8Rには、この低反射処理が入っていませんでした。公式の仕様表を見ると、U8Rの低反射仕様の欄は空欄です。明るさを上げるだけでは消えなかった困りごとに、別の角度から手を入れてきた形になります。
もちろん明るさ側も上がっています。バックライトは「Mini-LED Pro」。LEDを小さくして数を増やし、画面を細かいエリアに分けて明るさを別々に制御する方式です。明るいところはより明るく、暗いところは暗いまま残せます。
色は「Hi-QLED 量子ドット」が担当します。量子ドットはバックライトの光を変換して緑と赤を出しやすくする材料で、Mini LEDが明るさ、量子ドットが色という役割分担になっています。
さらに「おまかセンサー」が部屋の明るさと色温度を読んで、画面を自動で合わせます。朝と夜で見え方が変わる部屋では、ここが効いてきます。
しかく明るさを上げるだけの旧品から映り込みを減らす装備が入ったことで、昼のリビングで使うご家庭では、その効果を実感してもらえるでしょう。
サウンドバーレベルの品質|音へのこだわり

65U8Sのスピーカーは2.1.2という構成です。前向きのフルレンジが10W×2、低音用のウーファーが20W×1、そして上向きのスピーカーが10W×2。合計5つで、最大出力は60Wになります。
大事なのは3つ目の数字です。上向きスピーカーは天井に音を当てて跳ね返らせ、頭の上のほうから音が来るように聴かせます。これはふつう、サウンドバーを足して手に入れる部分です。それがテレビ本体に最初から入っています。Dolby ATMOSに対応しているのもこのためです。
音の味つけは、フランスの音響メーカーであるDevialetのチューニングです。ほかに、部屋の音響を測って自動で補正するオーディオキャリブレーション、人の声を再構築してセリフを聞き取りやすくするクリア音声が入っています。
Aさんそれなら、サウンドバーは買わなくてもいいということですか?
しかくまずはテレビだけで使ってみてください。テレビ台の幅を空ける必要がありませんし、配線も増えません。物足りなければ後から足せます。つなぐときはeARC対応のHDMI入力2を使います。
早い動きでもぶれない

公式の仕様表では「ネイティブ165Hz ゲームモードPro」と書かれています。ふだんのテレビ放送やネット動画は120Hz、ゲームをするときだけ165Hzまで上がるという作りです。1秒間に表示できるコマ数が増えるほど、速い動きがなめらかに見えます。
画面が横にズレて見えるときはVRRが効きます。ゲーム機側の描画が間に合わないとき、テレビの表示タイミングをそれに合わせることで、像の乱れを抑えるしくみです。
切り替え忘れにはALLMです。ゲーム機をつなぐとテレビが自動で低遅延の設定に変わります。設定画面を開く必要がないので、お子さんが使うテレビほど助かります。
端子はHDMI2.1が4つ。ゲーム機を2台つないで、レコーダーとサウンドバーを足しても埋まりません。ゲーム機を差し替えるたびにケーブルを抜き差しする、ということがなくなります。
ふだんの性能も上位機

よりよくなった項目は3つでしたが、基本の性能もハイセンスの上位機です。
映像処理を受け持つのはHi-View AIエンジン Pro II。公式の仕様表には、AIデプス、AI 4Kアップコンバート、AI HDRアップコンバート、AIバンディングノイズ制御、AI美肌リアリティー Pro、AI クリアモーション Proが並んでいます。地上デジタル放送のように4Kより粗い映像を、4Kの画面に合わせて補う処理が中心です。
HDRは6形式に対応します。HDR10、HLG、HDR10+、HDR10+ Adaptive、Dolby Vision、Dolby Vision IQまで入っているので、配信サービスごとに映らない形式が出る心配がありません。
チューナーはBS4K/CS4Kが2つ、地上デジタルが3つ、BS・CSが3つ。外付けHDDをつなげば裏番組録画と2番組同時録画ができます。30秒送りと10秒戻しも入っています。
ネット動画はNetflix、Amazon Prime Video、Disney+、YouTube、TVer、U-NEXTなど20以上。スマートホームはWorks with Alexa、Apple Home、Connect Lifeに対応します。保証は3年です。
65U8Sのスペック

| 項目 | 65U8S |
|---|---|
| 画素数 | 3840×2160 |
| 映像エンジン | Hi-View AIエンジン Pro II |
| バックライト | Mini-LED Pro |
| 低反射仕様 | ARコート低反射 |
| 倍速 | 120Hz(ゲームモード時165Hz VRR) |
| スピーカー | 2.1.2/最大60W |
| HDMI | HDMI2.1×4(eARC/ARCは入力2) |
| 年間消費電力量 | 141kWh/年 |
| 省エネ基準達成率 | 104%(2026年度基準) |
| 本体寸法(スタンド含む) | 144.6×89.7×29.0cm |
| 本体質量(スタンド含む) | 24kg |
| 壁掛け | VESA 400×300 |
| 最小テレビ台天板サイズ | 49.7×39.0cm |
| 保証 | 3年保証 |
年間消費電力量は141kWhです。1kWhあたり31円で計算すると、電気代の目安は年間で約4,400円になります。省エネ基準達成率は104%で、2026年度の目標を満たしています。
買う前にいちばん確認していただきたいのは最小テレビ台天板サイズの49.7×39.0cmです。本体の幅は144.6cmありますが、脚は中央寄りに立つので、テレビ台の幅が本体より短くても置けます。ただし奥行39cmは必要なので、細身のテレビ台をお使いなら先に測ってください。
質量は24kgです。設置は2人で行ってください。
型番・参考価格

| 型番 | 画面サイズ | 参考価格 |
|---|---|---|
| 85U8S | 85V型 | 約49万円台〜 |
| 75U8S | 75V型 | 約29万円台〜30万円前後 |
| 65U8S | 65V型 | 約25万円〜28万円前後 |
| 55U8S | 55V型 | 約19万円台〜20万円前後 |
価格は店やタイミングで動きます。5月25日の発売から2か月ほど経ちますが、大きな値動きはまだ出ていません。
ひとつ、お伝えしておきたいことがあります。Amazonで「65U8S」を探しても出てきません。楽天市場とYahoo!ショッピングには複数の店舗が並んでいるのに、Amazonだけ見つからないのです。
理由はハイセンスの公式サイトに書かれていました。Amazonでは「E80S」という別の型番で売られています。公式のよくある質問に、E80SシリーズはU8Sの機種名違いで、販売ルートがAmazon専売になるが仕様は同一である、という説明があります。65V型なら65E80Sです。
中身は同じものですので、Amazonでお買い物をされる方は「65E80S」で検索してください。3年保証も付いています。
よくある質問 Q&A

65U8SはAmazonで買えますか?
「65U8S」では出てきませんが、「65E80S」なら買えます。ハイセンスの公式サイトに、E80SシリーズはU8Sの機種名違いで販売ルートがAmazon専売になるが仕様は同一である、と書かれています。中身は同じものです。
サウンドバーは別に必要ですか?
2.1.2の5スピーカーで最大60W、上向きスピーカーも最初から入っています。まずテレビだけで使ってみて、物足りなければ足す順番で問題ありません。つなぐ場合はeARC対応のHDMI入力2を使います。
録画はできますか?
外付けHDDをつなげば録画できます。裏番組録画と2番組同時録画に対応していて、日時指定録画や追っかけ再生も使えます。30秒送りと10秒戻しも入っています。
テレビ台は買い替えが必要ですか?
公式の仕様表では最小テレビ台天板サイズが49.7×39.0cmとされています。本体の幅は144.6cmですが、脚が中央寄りなのでテレビ台のほうが短くても置けます。奥行39cmが確保できるかを先に測ってください。
明るい部屋でも見えますか?
65U8Sはパネル表面にARコート低反射を入れています。眼鏡のレンズと同じ考え方の反射防止処理で、照明や窓の映り込みを抑えます。加えておまかセンサーが部屋の明るさと色温度を読んで画面を自動調整します。
まとめ|ハイセンス 65U8S はこんな1台

65U8Sは、リビングで大画面を使うときに出てくる困りごとに、ひとつずつ答えを用意したモデルです。
画面が白っぽくなる問題にはARコート低反射。音が薄い問題には上向きスピーカーを含む2.1.2。動きのぶれには165HzとVRR、切り替え忘れにはALLM。そのうえで、Hi-View AIエンジン Pro II、HDR6形式、HDMI2.1が4端子、3年保証と、基本の性能も上位機のものです。
買う前に見ていただきたいのは、テレビ台の奥行39cmと、買う場所です。楽天市場とYahoo!ショッピングでは「65U8S」、Amazonでは「65E80S」と名前が変わります。
しかくカーテンを閉めて映画だけを見るなら、ここまでの装備は要りません。照明をつけたリビングで、家族みんなで見る。その使い方をされているご家庭のための1台です。



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