NP-TSP2とNP-TSP1の違いは6つ|パナソニック食洗機、2人暮らし向けに変わった新型と1万円安い旧型の選び方【2026年9月18日発売】

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最大ポイント最大47.5倍

9月19日(土)20:00~9月24日(木)01:59

Aさん

タンク式の食洗機を買おうと思っていたら、ちょうど新型が出たみたいで。1万円くらい違うんですが、そんなに変わるものなんでしょうか?

パナソニックのタンク式食洗機「NP-TSP2」が、2026年9月18日に発売されました。これまでのNP-TSP1の後継にあたるモデルです。

2機種の仕様表を1行ずつ照らし合わせたところ、洗浄力と省エネの数値はまったく同じでした。どちらも食器24点、庫内容積は約36L、1回の使用水量は約9L、標準的な運転で約93/88分。運転音も約39/41dBで並びます。

変わったのは6つ。4つが加わり、1つが外れ、1つは置き場所の条件が変わりました。

しかく

ここが大事なのですが、新型は旧型の改良版ではありません。ふたり暮らしに合わせて設計し直した製品です。その為旧型のほうが合うご家庭もあります。数値はすべてパナソニック公式から確認しました。順に見ていきましょう。

目次

結論|新型と旧型の選び分け

NP-TSP2とNP-TSP1はどちらを選ぶか

結論を先にお伝えします。

  1. フライパンを食器と一緒に洗いたい/軽い汚れを26分で洗い直したい ➤ NP-TSP2(新型)
  2. 熱に弱い食器がある/置き場所の奥行が足りない/費用を抑えたい ➤ NP-TSP1(旧型)

判断するための質問は2つだけです。

1.プラスチックの食器やコップを、食洗機で毎日洗いますか。
洗うのであれば、旧型に残っている「低温ソフト」というコースがおすすめです。新型にはありません。

2.置き場所の奥行に、43cm以上の余裕がありますか。
新型はドアを開けたときに手前へ大きく出るようになりました。旧型なら39cmで足りていた場所が、新型では足りなくなることがあります。

この2つが両方とも問題なければ、新型を選んで差し支えありません。どちらか一方でも該当する方には旧品をおすすめです

こんな人におすすめ

  • 2人分の食器とフライパンを一度に洗いたい
  • 上かごを畳んで庫内の奥行を約40mm広く使いたい
  • 軽い汚れなら約26分の「スピーディ」で洗い直したい
  • 「80℃すすぎ」で仕上がりを上げたい
  • 水筒やタンブラーを専用ホルダーで固定して洗いたい

\ふたり暮らしに合わせた新型/

新旧で同じ機能・性能

NP-TSP2とNP-TSP1の共通点

違いを見る前に、変更のない機能・性能を見ていきます。

  • 収納できる食器点数(24点)と庫内容積(約36L)
  • 標準使用水量(約9L)と消費電力量(約670Wh)
  • 運転時間(汚れレベル2で約93/88分)
  • 運転音(約39/41dB)
  • 洗浄ノズルの数(3つ/下ノズル2・背面ノズル1)
  • ストリーム除菌洗浄・エコナビ・リフトアップオープンドア
  • ドライキープ(120分)と予約機能(4時間後スタート)
  • 本体外形寸法(幅550×奥行341×高さ600mm)
  • 電源コード(約1.9m)・アース線(約2m)・排水ホース(約1m)

洗う仕組みは据え置きで、変えたのは庫内の使い方とコースの選択肢です。上かごの構造と下かごの形は変わっています。

※数値はいずれも標準食器点数時。運転音は日本電機工業会自主基準「食器洗い乾燥機の性能測定方法(2008年3月5日改訂)」による。出典:パナソニック公式の仕様表より

しかく

食洗機で重視する点はそれぞれ異なると思いますが
収納できる食器数使用水量消費電力運転時間その際の汚れの程度運転音サイズは最低限押さえておきましょう

6つの違いが生まれた背景

NP-TSP2の設計が変わった背景

違いを1つずつ見る前に、なぜパナソニックがこう変えたのかを押さえておくと、6つの違いが一本の線でつながります。

日本の住宅の面積は2013年以降、減り続けています。そして単独世帯や夫婦のみの「小世帯」の構成比は、増加傾向にあります。キッチンは狭くなり、洗う食器の量は減っている、というのがいまの前提です。

パナソニックは、こうした変化のなかで家電に求められる価値が「大きさ」や「多機能性」から、「日常的な使いやすさ」「シンプルさ」「自分の生活とのフィット感」へ移ってきているとみています。

この見方を頭に置くと、6つの違いはこう読めます。

  • 本体は大きくしていない(幅550×奥行341×高さ600mmは旧型と同じ)。広げたのは庫内の使い方だけ
  • 基準は2人分。4人分に増やすのではなく、2人分+調理器具という単位に設定しなおした
  • 低温ソフトの廃止は「多機能性」から「シンプル」へ。コースを増やさず、平日の速さと仕上がりの2つに絞った
  • 下かごの丸み形状とボトルホルダーは「日常的な使いやすさ」。迷わず置ける、洗いにくいものが洗える

庫内を40mm広げることでドアを開けたときの奥行が47mm増えました

しかく

新型はふたり暮らし特化したモデルです。自分の求めている機能がしっかり入っているのか確認してください。

※住宅面積の出典:総務省統計局「令和5年住宅・土地統計調査結果」。世帯構成の出典:厚生労働省「令和6年 国民生活基礎調査」。価値観の変化はパナソニックの調査(2025年8月)による

違い1|低温ソフトコースの廃止

低温ソフトコースは旧型NP-TSP1のみ

ここが、「多機能性からシンプルさへ」が反映されています。旧型NP-TSP1には「低温ソフトコース」があります。新型NP-TSP2の仕様表では、この欄が「-」になりました。新型にはなくなった、ただ1つの機能です。

低温ソフトコースの役割

食洗機が食器を傷めるのは、洗剤よりもによるところが大きいものです。プラスチックの器やコップ、樹脂の取っ手が付いたもの、絵付けのある食器は、高い温度で繰り返し洗うと変形したり絵が薄くなったりします。低温ソフトは、その熱を抑えて洗うためのコースです。

そのぶん時間はかかります。旧型の低温ソフトは合計で約147〜142分。内訳は洗い約37〜32分、すすぎ約50分(3回)、乾燥約60分です。標準の汚れレベル2が約93〜88分ですから、1.5倍以上かかる計算になります。

Aさん

うちは子どものプラコップが多いので、それは気になります。新型だと洗えないということですか?

しかく

洗えないわけではありません。ただ温度を抑えて洗う専用の選択肢がなくなるので、食器側の耐熱温度を確認してから使うことになります。食洗機対応と書かれていない樹脂製品は、新型では避けたほうが無難です。

お手元の食器の裏を見て、「食洗機対応」の表示と耐熱温度を確かめてみてください。表示がないプラスチック製品が多いご家庭なら、旧型を選ぶ価値が十分にあります。

なぜ外したのかは、背景から読めます。低温ソフトを毎日使う家庭——小さなお子さんの耐熱性対応でないプラコップや樹脂の食器が多いご家庭——は、旧式をおすすめします。

※運転時間は標準食器点数時。出典:パナソニック公式の仕様表より

違い2|スピーディコースの追加

新型NP-TSP2に追加されたスピーディコース

新型には2つの洗浄オプションが入りました。1つめがスピーディです。

合計約26分。内訳は洗い約12分・すすぎ約14分(2回)で、乾燥は入りません。つけ置きしたあとや、軽く水で流したあとの食器を回すためのコースです。

標準の汚れレベル2が約93/88分ですから、3分の1以下の時間で1回まわせます。夕食のあとにもう一度使いたい日や、朝の出勤前に回したい日に効いてきます。

ただし、このコースには条件があります。パナソニックはスピーディを「軽い汚れや水洗い後」のコースと位置づけていて、こびりついた汚れをこのコースで落とすことは想定されていません。

いっぽうで、短時間で終わるぶん運転音が気になる時間帯にも向きます。在宅で仕事をしている日や、趣味の時間にまわしたいときの選択肢になります。

Aさん

乾燥が入らないと、食器は濡れたままですか?

しかく

庫内に残った熱で自然に乾いていきますスピーディは「洗い直し」のコースだと考えてください。夕食の油汚れを26分で片づけるためのものではありません。そこを取り違えなければ、1日2回まわせるのは大きな武器になります。

※運転時間は標準食器点数時。「予洗い不要」「50℃以上の高温水」は「スピーディ」「乾燥のみ」を除く。出典:パナソニック公式より

違い3|80℃すすぎの追加

新型NP-TSP2に追加された80℃すすぎ

2つめが80℃すすぎです。最後のすすぎの温度を約80℃に上げる設定で、運転時間は洗浄・乾燥運転に約7〜15分足されます。

汚れレベル1〜3とスピーディに組み合わせられますが、「乾燥のみ」を選んだときは使えません。

高い温度ですすぐと、油分が落ちやすくなり、食器に残る水滴も乾きやすくなります。カレーや揚げ物のあとの食器に向いた設定です。

ここで、新型は「温度を下げる選択肢」を外して、「温度を上げる選択肢」を足したことに気づきます。設計の方向がはっきり変わっています。

※運転時間は標準食器点数時。「80℃すすぎ」は「乾燥のみ」選択時は使用できません。出典:パナソニック公式の仕様表より

違い4|畳める上かごと調理器具の同時洗い

上かごを畳んで奥行の有効スペースを約40mm拡大

新型でいちばん大きく変わったのが庫内です。上かごをコンパクトに畳めるようにして、奥行の有効スペースを従来比で約40mm広げました。

この40mmで、2人分の食器(計12点)に加えて、フライパンや鍋をまとめて洗えます。入る調理器具の条件は、全長45cm以下・直径26cm以下・高さ6.5cm以下。家庭でよく使う26cmのフライパンが、この範囲に収まります。

下かごの形も変わりました。食器の形をイメージさせる丸みを帯びた新形状で、どこにどの向きで置くのかがひと目でわかります。食洗機で最初につまずくのは、実は洗浄力ではなく食器の並べ方です。

Aさん

フライパンを入れたら、食器はあまり入らなくなりませんか?

しかく

入る量は変わります。調理器具を入れたときの目安が2人分12点、食器だけなら24点です。ふたり暮らしで炒め物をした日、という使い方が基準になっています。

※食器点数は標準食器の場合(日本電機工業会自主基準による)。セットの仕方や食器・調理器具類の形状により、入らない場合があります。出典:パナソニック公式より

違い5|タンブラー&ボトルホルダーの追加

新型NP-TSP2に追加された2人分のタンブラー&ボトルホルダー

新型には2人分のタンブラー&ボトルホルダーが付きました。旧型にも上かごで兼用するホルダーはありましたが、専用のものではありません。

水筒やタンブラーは、倒れると内側に水流が届きません。底の深い容器ほど洗い残しが出やすく、手洗いでもブラシが必要になる部分です。固定できる意味は小さくありません。

毎日水筒を洗うご家庭なら、新型を選ぶ理由になります。

※セットの仕方や容器の形状により、入らない場合があります。出典:パナソニック公式より

違い6|ドア開放時の奥行47mm増

ドア開放時の奥行はNP-TSP1が386mm、NP-TSP2が433mm

本体の外形寸法は2機種とも幅550×奥行341×高さ600mmで同じです。置き場所そのものは変わりません。変わったのはドアを開けたときに手前へ出る寸法です。

ドア開閉時の最大寸法NP-TSP1(旧)NP-TSP2(新)
奥行(上)386mm433mm
奥行(下)362mm362mm
高さ712mm712mm

上かごを畳めるようにしたぶん、ドアが大きく開くようになりました。旧型なら39cmの奥行で足りていた場所が、新型では43cm以上必要になります。シンク横に置いて、開けたドアが壁や水切りかごに当たらないかを先に測ってください。

高さは2機種とも同じで、本体600mmに対してドアを開けると712mm。112mm分、上に空きが必要です。吊戸棚の下に置く予定なら、天板から712mm以上あるかを確認しておくと安心です。

なお製品質量は、旧型の約19kgから新型は約18kgへ1kg軽くなっています。

しかく

設置幅は同じですが、扉を開けたときのサイズが異なりますので、家事動線を考えてください

※<>はドア開閉時の最大寸法。出典:パナソニック公式の仕様表より

NP-TSP2とNP-TSP1のスペック比較

NP-TSP2とNP-TSP1のスペック比較
項目NP-TSP2(新)NP-TSP1(旧)
給水方式タンク式(工事不要)タンク式(工事不要)
容量24点(庫内容積 約36L)24点(庫内容積 約36L)
調理器具の同時洗い○(上かごを畳む)
タンブラー&ボトルホルダー-(上かごで兼用)
低温ソフト○(約147〜142分)
スピーディ○(約26分)
80℃すすぎ○(+約7〜15分)
洗浄ノズル3(下2・背面1)3(下2・背面1)
ストリーム除菌洗浄
エコナビ
ドライキープ○(120分)○(120分)
予約機能○(4時間後)○(4時間後)
標準使用水量約9L約9L
消費電力量約670Wh約670Wh
運転時間(汚れレベル2)約93/88分約93/88分
運転音約39/41dB約39/41dB
本体外形寸法幅550×奥行341×高さ600mm幅550×奥行341×高さ600mm
ドア開閉時奥行 上433/下362mm・高さ712mm奥行 上386/下362mm・高さ712mm
製品質量(参考)約18kg約19kg
発売日2026年9月18日2021年11月

消費電力量はどちらも汚れレベル2で約670Whです。1kWhあたり31円で計算すると、1回あたりの電気代の目安は約21円。毎日1回まわして月およそ630円で、ここに新旧の差はありません。

※運転時間・使用水量・消費電力量は標準食器点数時。電気代は1kWhあたり31円で計算した目安です。出典:パナソニック公式の仕様表より

新型のくわしい中身はこちら

型番・参考価格

NP-TSP2とNP-TSP1の型番と参考価格
型番本体色参考価格
NP-TSP2-Wホワイト約6万円台後半
NP-TSP1-Wホワイト約6万円前後

差はおよそ1万円です。新型は発売直後のため、しばらくは値引きが小さい状態が続きます。旧型は併売されていて、これから値動きが出やすい時期に入ります。

\ふたり暮らしに合わせた新型/

\約1万円安い旧型/

1万円の差で迷うなら、旧型を一度借りて、庫内の広さと給水の手間を確かめるという方法もあります。パナソニックのレンタルパートナーであるレンティオで、NP-TSP2の新品を月額でも短期でも借りられます。置き場所に入るかどうかは、置いてみるのがいちばん確実です。

※価格は2026年9月時点の3モールの実勢をもとにした目安です。変動しますので、購入前に必ずご確認ください。

よくある質問

NP-TSP2とNP-TSP1のよくある質問

違いは全部でいくつですか?

6つです。増えたのがスピーディ・80℃すすぎ・畳める上かご・タンブラー&ボトルホルダーの4つ、減ったのが低温ソフトの1つ、置き場所の条件が変わったのがドア開放時の奥行の1つです。

洗浄力は新型のほうが上ですか?

同じです。洗浄ノズルは2機種とも3つ、ストリーム除菌洗浄・使用水量・運転時間も並びます。変わったのは庫内の使い方とコースの選択肢です。

旧型のNP-TSP1はもう買えませんか?

2026年9月時点では併売されていて、3つの通販モールで購入できます。パナソニックの商品ページも公開されたままです。

新型でプラスチックの食器は洗えませんか?

洗えないわけではありませんが、温度を抑えて洗う「低温ソフト」コースが新型にはありません。食洗機対応の表示と耐熱温度を確認してからお使いください。

置き場所の奥行はどれくらい必要ですか?

本体はどちらも341mmで同じです。ドアを開けると旧型が上386mm、新型が上433mmになるので、新型は43cm以上の余裕を見てください。

あとから分岐水栓に変えられますか?

どちらも切替設定を行えば分岐水栓での給水ができます。別売の分岐水栓と給水ホースが必要で、給水ホースは本体に付属しません。

電気代は変わりますか?

変わりません。どちらも汚れレベル2で約670Whです。1kWhあたり31円で計算すると1回あたり約21円が目安になります。

まとめ|NP-TSP2とNP-TSP1の違い

NP-TSP2とNP-TSP1のまとめ

NP-TSP2とNP-TSP1は、洗う力の土台が同じ2台です。違いは6つ。4つが増えたもの(スピーディ、80℃すすぎ、畳める上かご、タンブラー&ボトルホルダー)、1つが減ったもの(低温ソフト)、1つが置き場所の条件(ドア開放時の奥行が47mm増)でした。

フライパンを食器と一緒に洗いたい方、夕食後にもう一度まわしたい方には、1万円の差を払う理由があります。

いっぽうで、熱に弱い食器が多いご家庭と、ドアを開ける余裕が43cmない置き場所では、旧型のほうが合います。ふたり暮らしに合わせて設計し直した結果、旧型が合う方が残った、ということです。

しかく

買う前に見ていただきたいのは、お使いの食器の耐熱表示と、置き場所の奥行の2つです。この2つが決まれば、答えは自然に出ます。

それぞれのおすすめな方はこちら

  • フライパンや鍋を食器と一緒に洗いたいご家庭
  • 夕食後にもう一度、軽い汚れを26分でまわしたい方
  • 「80℃すすぎ」で仕上がりにこだわりたい方
  • 水筒やタンブラーを毎日洗う方
  • 扉を開ける余裕が43cm以上ある置き場所

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