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9月19日(土)20:00~9月24日(木)01:59
Bさん美容院で染めてもらった色が気に入っているのに、3週間くらいで抜けてしまって。またすぐ染めに行くことになるんです。
Aさんうちは白髪染めなんですけど、根元が伸びる前に色のほうが先に褪せてきます。そのたびに染めるので、毛先が傷んできました。
ヘアカラーの色が抜ける原因はいくつもありますが、毎日のドライヤーの熱もその1つです。染めた髪は、キューティクルが一度開いて色素が入った状態なので、熱が加わると内側の色素が外へ出やすくなります。
2026年9月上旬に発売されたテスコムの「TEC-A368D」は、ここに手を入れたモデルです。髪の表面温度をセンサーで読んで、温風温度を自動で下げるCOLORモードを積んでいます。乾かす道具のほうから、色の持ちに働きかけるという考え方です。
しかくこの記事では、5つのモードがそれぞれ何をしているのかを、テスコム公式の仕様と説明から見ていきます。持ちやすさや静かさといった、毎日使う道具としての部分も確認します。
髪を染めている方のドライヤーの困りごと

髪を染めている方から伺うことが多いのは、次の3つです。
1. 色落ちの早さ
ヘアカラーは、キューティクルを開いて内側に色素を入れる施術です。入れた色素は、熱が加わるとキューティクルの隙間が広がり、洗うたびに少しずつ外へ出ていきます。染めたてが濃く、日を追って薄くなるのはこのためです。
2. 染め直しによる毛先の傷み
色が早く抜けると、染める間隔が短くなります。根元はまだ染めたばかりでも、毛先は何度も薬剤と熱を受けてきた部分です。枝毛や切れ毛が出てくるのは、たいてい毛先からです。
3. 乾かす加減の分かりにくさ
髪は濡れたままにすると傷みますが、乾かしすぎても水分が抜けます。ちょうどいいところが手の感覚だけでは分かりにくく、つい「まだ湿っているかも」と風を当て続けてしまいます。
しかくTEC-A368Dは、この3つにモードを分けるという形で答えています。HOT/COLOR/SCALP/COOL/AUTOの5つです。順に見ていきます。
退色を抑えるCOLORモード

この機種のいちばん大きな変化がCOLORモードです。髪表面温度をセンサーで検知し、適切な温風温度に自動制御するセンシング機能を積んでいます(公式より)。
効果は数字で示されています。スイッチポジション「HOT」と比べて、ヘアカラーや白髪染めの退色・色落ちの抑制効果が約15.9%アップ(当社測定法/当社比較検証法による)。比べている相手は、同じ本体のHOTモードです。
ここで大事なのは、必要な瞬間だけ温度を下げているところです。低い温風でずっと乾かす作りにすると、そのぶん乾かす時間が延び、髪が濡れている時間が長くなります。センサーで表面温度を読みながら制御するのは、乾かす速さを保ったまま、熱が上がりすぎた瞬間だけ抑えるためです。
しかく色持ちで差が出やすいのは、じつは染めた当日から3日ほどです。キューティクルがまだ落ち着いていないこの時期に熱を抑えられると、後の減り方が変わってきます。
地肌から乾かすSCALPモード

SCALPモードは、地肌と生え際に向けたモードです。使い方も決まっていて、地肌・生え際から3cm〜5cmほど離して使用し、やさしい風で頭皮に残った余分な水分を乾かします(公式より)。
こちらも数字が出ています。HOTと比べて枝毛・切れ毛の抑制効果が約10.8%アップ(当社測定法/当社比較検証法による)。
頭皮は、髪と違って熱が直接肌に届く場所です。しかも乾きにくく、ここが湿ったままだとにおいの原因にもなります。距離の目安が公式から示されているのは親切で、近づけすぎると、やさしい風にした意味がなくなります。
Aさん髪の毛と地肌で、モードを切り替えて使うということですか?
しかくそうです。順番は地肌が先、毛先があと。根元が乾けば髪は自然に立ち上がるので、仕上がりのボリュームも変わってきますよ。
乾かしすぎを防ぐAUTOモード

AUTOモードは、温風と冷風を一定間隔で自動的に切り替えるモードです(公式より)。これが困りごと3への答えになります。
温風を当て続けると、髪の温度は上がりっぱなしになります。あいだに冷風が入ると、そこで表面の温度が下がります。同じ時間を使っても、髪が高い温度にさらされる時間は短くなります。手動で切り替えようとすると、乾かしながらボタンを押し続けることになるので、自動で回してくれるほうが続きます。
残る2つは、いちばん速く乾かすHOTと、仕上げに使うCOOLです。そして、いま何のモードなのかはLEDリングの色の変化で分かります。ドライヤーは鏡を見ながら使う道具なので、手元を覗き込まずに確認できるのは実用的です。
高速ブラシレスDCモーターと持ちやすさ

モードの話とは別に、この機種の中身は高速ブラシレスDCモーターです。パワフルな風が髪をかき分け、根元からすばやく乾かします(公式より)。消費電力は1300Wです。
ブラシレスというのは、回転を切り替えるための接点(ブラシ)を持たない構造のことです。接点がないので、こすれて減る部品がありません。モーター内部に摩耗するパーツがない設計で、長寿命1,000時間です(モーター単体での仕様/公式より)。あわせてファン一体型モーターで小型化(従来のDCモーター+プロペラファン構造との比較)。
この小型化が、形につながっています。ノズルが短いI字型デザインで、モーターをグリップに内蔵することで重心バランスに優れ、ドライ時の手首の負荷も軽減します(公式より)。本体質量は約475g(本体のみ・電源コード含む)。重さそのものより、どこに重さがあるかで腕の疲れ方は変わります。
もう1つ、動作音が控えめです(当社従来機種TID3500との比較・当社測定法/当社比較検証法による)。夜遅い時間や、小さなお子さん・ペットのいるご家庭で差が出る部分です。
しかくマイナスイオンは約1000万個/cm³以上を放出します。髪の広がりの一因になる静電気を抑える働きで、色の話とはまた別の効き方をしますよ。
毎日使う道具としての作り

- マグネット着脱のセットフード:吹出口が平らで、手やブラシがぶつかっても外れにくい設計です
- ラク抜きプラグ:レバーを押すだけでコンセントから抜けます
- お掃除しやすいメッシュフィルター:簡単に手入れできます
- クイックコードバンド付属:電源コードを束ねてまとめられます
- スリムボディ:幅約88×奥行約70×高さ約261mm(本体のみ)
マグネット式のフードは、使ってみると差が出るところです。ブローの途中でブラシがフードに当たることは頻繁にありますが、差し込み式だとそのたびに外れかけます。マグネットなら位置がずれても戻せます。
折りたたみには対応していません。高さ約261mmのI字型なので、洗面台の引き出しに寝かせて入れるか、立てて置く形になります。持ち運びより、置き場所が決まっているご家庭向きの形です。
TEC-A368Dのスペック

| 項目 | TEC-A368D-W |
|---|---|
| 消費電力 | 1300W |
| 風量 | 0.8m³/分(JIS規格・TURBO-HOT使用時) |
| 温風温度 | 100℃(周囲温度30℃・TURBO-HOT使用時) |
| 本体質量 | 約475g(本体のみ)/約540g(フード付き)※電源コード含む |
| 本体寸法 | 幅約88×奥行約70×高さ約261mm(本体のみ) |
| モード | HOT/COLOR/SCALP/COOL/AUTO |
| 搭載イオン | マイナスイオン(約1000万個/cm³以上) |
| 折りたたみ | × |
| 海外使用 | × |
| 付属品 | セットフード |
出典:テスコム公式(2026年9月確認)
風量の0.8m³/分はJIS規格での数値です。この機種は、ノズルを絞った速い風で乾かすタイプです。測定の規格が違えば同じ機種でも値は変わるので、他機種と並べるときは同じ規格どうしで見てください。
型番・参考価格

| 型番 | カラー | 参考価格 |
|---|---|---|
| TEC-A368D-W | ホワイト | 約16,000円台〜17,000円前後 |
カラーはホワイトの1色です。価格は店やタイミングで動くため、購入前に最新の価格と在庫をご確認ください。
この機種はテスコムが自社で運営する販売チャネルで扱われています。正規品で、保証やサポートの窓口が分かりやすいのは公式ショップです。
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Speedomシリーズの軽量モデルを、風量と風圧の話から解説しています。

風量・ケア・価格の3つの軸で、失敗しない選び方をまとめています。

メーカー・価格帯・髪悩みごとに、ドライヤーの記事を1ページに整理しています。

よくある質問 Q&A

約15.9%というのは、何と比べた数字ですか?
同じ本体のスイッチポジション「HOT」との比較です(当社測定法/当社比較検証法による)。SCALPモードの約10.8%も同じく、HOTとの比較です。どちらも自社のモード同士を比べた数字としてお読みください。
白髪染めでも使えますか?
ヘアカラーと白髪染めのどちらにも対応しています(公式より)。温風温度を抑えて熱の影響を減らす仕組みなので、染料の種類や染め方を問わず働きます。
折りたためますか?旅行に持っていけますか?
折りたたみには対応していません。高さは約261mmです。また海外使用にも対応しておらず、電源はAC100V 50/60Hz専用です。国内の旅行であれば持ち運べますが、かさばる形ではあります。
風量0.8m³/分は少なくないですか?
この数値はJIS規格での測定値です。TEC-A368Dはノズルの短いI字型で、高速ブラシレスDCモーターの速い風で髪をかき分けて乾かす作りです。測定の規格が違えば同じ機種でも値が変わるので、他機種と並べるときは同じ規格どうしでご覧ください。
まとめ|テスコム TEC-A368D はこんな1台

TEC-A368Dは、乾かす道具のほうから、髪の色と地肌に働きかけるドライヤーです。
染めた色が早く抜けることにはCOLORモード(HOT比で退色・色落ちの抑制効果 約15.9%アップ)。毛先の傷みにはSCALPモード(同 枝毛・切れ毛の抑制効果 約10.8%アップ)。乾かしすぎにはAUTOモード。そのうえで、高速ブラシレスDCモーター・約475gの本体・グリップ内蔵の重心バランス・控えめな動作音と、毎日使う道具としての作りが入っています。
買う前に見ていただきたいのは、折りたためないことと、海外では使えないことの2点です。
しかく髪を染めていない方には、この機種のいちばんの良さが届きません。3〜4週間ごとに美容院へ行っている方、白髪染めを続けている方。その方にとっては、染める間隔が延びるかどうかという話になります。



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