パナソニック NE-UBS10E レビュー|「一度にできる」の中身と、できないもの【2026年最新】

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8/29(金)9:00~9/3(木)23:59

Bさん

新しいビストロ、上でおかずを焼きながら下でスープができるって聞いたんですけど…電子レンジでそんなことできるんですか?

Aさん

私も同じことを思いました。焼くのと煮るのを一緒にって、仕組みからしてありえない気がして。

しかく

いい疑問です。ふつうの電子レンジではできません。できるのは、この機種に「マイクロ波を吸収して発熱する皿」が入っているからです。ただ——できることには、はっきりした制限もあります。そこを先にお話ししますね。

NE-UBS10E は、パナソニックのスチームオーブンレンジ「ビストロ」の最上位モデルです。2026年6月1日発売で、いまも公式ラインアップの頂点にあります。庫内30L・2段調理。新機能が おまかせグリル&スープ です。

※実売価格は時期と店舗で動きますので、下のボタンから各モールの最新価格をご確認ください。

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何が魅力的な機能なのかを説明していきます。

目次

平日の夕方に、いちばん時間を取られていること

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夕方6時。栄養面を考えるとおかずを何品も用意したい。だけど、時間がない。

食材から手作りしたスープ「作りたいけど、作れない」の代表です

パナソニックの調査では、食材から手作りしたスープを「作りたい」「どちらかといえば作りたい」と答えた人が55.8%。理由の最多は「野菜をたくさん摂れるから」(62.9%)、次いで「家族に栄養バランスの良い食事を食べてほしいから」(52.6%)でした(パナソニック調べ)。

一方で、調理をする際にネックになるのは「調理に時間がかかるから」「少量だけ作りにくいから」

しかく

おまかせグリル&スープが答えているのは、調理時間がかからず、手作りの料理の品数が手軽にできることです

便利になること

鍋を火にかけて、吹きこぼれないか見て、火加減を直して、その横でフライパンも見る——この見張りの時間がなくなります。確実に手間と時間が短縮されます。あわせてコンロ周りの油はねと、五徳の掃除もなくなります。

なぜ一度にできるのか|1つのマイクロ波が、2つの仕事をしています

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電子レンジは、マイクロ波で食品そのものを内側から温める機械です。焼き色をつける仕組みは、本来入っていません。

お皿が秘密を握ってる

パナソニックはヒートグリル皿について、こう説明しています。「ビストロのヒートグリル皿は、裏面のフェライトがマイクロ波を吸収して、フライパンのようにアツアツに」。そして「マイクロ波を吸収し、最高230℃まで発熱。フライパンのように食材に熱を直接伝えるから、ひっくり返さず底面までしっかり焼き上げます」

つまり——

同じマイクロ波が、上と下で別の働きをする
  • 上段=マイクロ波が皿を熱する。皿がフライパンの様になり、食材を焼く
  • =同じマイクロ波が水と具を直接温める。ふつうのレンジ調理として、スープが煮える

熱源が2つあるのではありません。1つの熱源が、2つの役割を担っています。ここがこの機種の大きな特徴です。

上からは 大火力極め焼きヒーター が食材を焼き、皿のフェライトの発熱で焼く。だから裏返さなくても両面が焼けます。予熱も要りません。

上と下は、別々のプログラムで動いています

パナソニックの説明では、マイクロ波で発熱するヒートグリル皿と、ヒーター・スチーム・マイクロ波を組み合わせ、上下段がそれぞれ最適な仕上がりになるよう設計された加熱プログラムを使っています。焼き加減と煮え加減を、機械の側で組み立てているということです。

しかく

「同時に入れて、同時にできる」というより、仕上がる時刻が揃うように、加熱の順番が組んであると考えるほうが実態に近いです。冷凍・冷蔵・常温が混ざっていても対応します。

⚠️一度にできないもの(買う前に必ず読んでください)

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ここがこの記事でいちばんお伝えしたいところです。「なんでも一緒にできる」わけではありません。パナソニック公式の注記に、はっきり書かれています。

おまかせグリル&スープの制限(パナソニック公式より)
  • グリルとスープの分量は必ず合わせる。「スープの分量を選択すると、グリルの分量が表示されます」
  • スープに、冷凍の食材・一部の粘り気のある食材・乳製品は使えません(吹きこぼれ防止のため)
  • 対応するのは1〜4人分まで

乳製品が使えない、の意味

言い換えると、クリームシチュー・コーンポタージュ・ミルクスープは、この機能では作れません。牛乳や生クリームを入れるものは全部そうです。

作れるのは、味噌汁・コンソメスープ・中華スープ・野菜スープといった、水をベースにしたもの。パナソニックが公式ページで挙げている組み合わせも「焼き鮭&味噌汁」「ハンバーグとミネストローネ」です。

冷凍の具材も、スープには入れられません

ここは間違えやすいところです。グリル側(上段)は冷凍でも冷蔵でも常温でもかまいません。「今ある食材をお好みでグリル皿に並べるだけ」と公式にあります。

でもスープ側(下)は違います。冷凍食材は使えません。冷凍のカット野菜を放り込んで味噌汁、という使い方はできない、ということです。

分量を合わせる、の実際

「メインは4人分、スープは2人分だけ」ということができません。操作画面でスープの分量を選ぶと、グリル側の分量が決まります。家族の人数がその日によって変わるご家庭は、ここを頭に入れておいてください。

しかく

制限を並べましたが、使えない機能だという話ではありません。味噌汁とコンソメスープが作れれば、平日の夕食はかなり回ります。買ってから知ると後悔することを、先に知っておいてほしいだけです。

揚げ物のボタンが2つあります

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ここも混同されがちなので、分けておきます。NE-UBS10Eには揚げ物に関する機能が2つあり、役割が違います。

機能使う相手やっていること
おまかせ熱風フライ未調理の冷凍フライ・手作りのフライコンベクションヒーター・ヒートグリル皿・大火力極め焼きヒーターの3つの熱源で、凍ったまま揚げる
フライあたため(NE-UBS10Eで進化)調理済みの冷凍・冷蔵・常温フライマイクロ波で内部と底面を加熱したあと、ヒーターで表面の水分を飛ばす

買ってきたお惣菜のコロッケを温め直すのが「フライあたため」、冷凍食品コーナーの未調理フライを揚げるのが「おまかせ熱風フライ」です。前者が新しくなった部分で、旧型のNE-UBS10Dは調理済みの冷凍フライに対応していませんでした。

おまかせ熱風フライは、市販の冷凍フライに油をつけてグリル皿にのせるだけ。公式の表現は「いつもの揚げ物の準備も、油の後片付けも必要ありません」。夏場に揚げ物を避けているご家庭には、ここが効きます。

※一部、不向きな食材・調理のポイントがあります。詳しくは取扱説明書をご覧ください。

ふだんの温めと焼き

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新機能の話が続きましたが、レンジは1日にいちばん多く押すボタンが「あたため」です。そこもしっかりしています。

庫内の64か所を同時に測っています|高精細・64眼スピードセンサー

「64眼」は、赤外線センサーが64個あるという意味です。庫内をマス目に区切って、64か所の温度を同時に測っています。1か所しか測らないセンサーだと、お弁当のごはんは熱いのにおかずが冷たい、ということが起きます。

瞬時に食品の温度・分量などを見分けて自動であたため・解凍」。0.1秒の高精度で食材温度を判定し、分量や冷凍の割合に合わせて加熱を調整します。

あわせて冷凍と冷蔵を一緒にあたためられます。独自の3Dアンテナでマイクロ波をコントロールし、温度の違う2品を同時に温める仕組みです。冷凍ごはんと、冷蔵の肉じゃが——この組み合わせが1回で済みます。

ワンボウル調理

下ごしらえした材料を耐熱ガラス製のボウルに入れるだけ。途中で様子を見たり、混ぜ合わせたりする必要はありません。鍋やフライパンを使わないので、後片付けが軽くなります。パスタ・中華・カレー・シチューまで、1〜4人分に対応します。

スマホから本体へ送れるのは、この機種だけ

キッチンポケットアプリで食材をスキャンすると、1%単位で分量を算出して加熱プログラムを組み立てます(本体操作のみの場合は25%単位)。

⚠️ここは1つ下のNE-BS9Eとの分かれ目です。パナソニックの記載では、アプリでスキャンしてビストロに送信できるのはNE-UBS10Eのみ。NE-BS9Eは本体からの操作になります。

オーブンメニューが増えました

NE-UBS10Eでは「リュスティック」「型なしタルト」「カップシフォンケーキ」が追加されています。ハード系のパンとスイーツを、簡単操作で扱えるようにした、という位置づけです。

NE-UBS10E スペック一覧

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機種名NE-UBS10E-K(ブラック)/NE-UBS10E-W(オフホワイト)
タイプスチームオーブンレンジ・2段調理・庫内フラット
庫内容量30L
レンジ出力1000W/600W/500W/300W/150W相当・300Wスチーム
オーブン温度70〜300℃(発酵 30〜65℃)
消費電力レンジ 1400W/グリル 1350W/オーブン 1400W
センサー高精細・64眼スピードセンサー
外形寸法幅494×奥行435×高さ370mm
質量約19.7kg
主な機能おまかせグリル&スープ/おまかせ熱風フライ/フライあたため/ワンボウル調理/2品同時あたため/低温スチーム/自動お手入れ
発売2026年6月1日

※パナソニック公式サイト(NE-UBS10E 商品ページ・おまかせグリル&スープ・おまかせ熱風フライ・グリル機能の各ページ)を2026年8月23日に確認。外形寸法・質量・消費電力は家電 Watch(インプレス)掲載のメーカー発表値によります。オーブンの240〜300℃での運転時間は約5分で、その後は自動的に230℃に切り換わります(日本電機工業会「表示に関する自主基準」に準ずる)。

買う前に確かめること

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注文前の3つの確認
  • :末尾が -K がブラック、-W がオフホワイト。カートに入れる前に型番の最後の1文字を見てください
  • 置き場所:幅494×奥行435×高さ370mm、約19.7kg。放熱に必要なすき間はご家庭の設置条件で変わりますので、取扱説明書の指示に従ってください
  • 耐熱ガラス製のボウル:おまかせグリル&スープとワンボウル調理で使います。お手持ちのものが使えるか、取扱説明書の条件をご確認ください

価格は時期と店舗で大きく動きます。下のボタンから各モールの最新の価格をご確認ください。

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NE-UBS10Eを他の機種と比べる

よくある質問 Q&A

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クリームシチューは作れませんか?

おまかせグリル&スープの機能では作れません。パナソニックは公式の注記で、乳製品は吹きこぼれ防止のため使用できないと明記しています。ただしこれはこの機能に限った話で、ワンボウル調理のメニューにはシチューが含まれていますので、そちらでは対応できます。同時調理にこだわらなければ、選択肢はあるということです。

上でおかず、下でスープ。本当に両方おいしくできるのですか?

仕組みの上では成り立っています。上段はヒートグリル皿がマイクロ波を吸収して最高230℃まで発熱し、フライパンのように食材を焼きます。下は同じマイクロ波が水と具を直接温めます。そのうえでパナソニックは、ヒーター・スチーム・マイクロ波を組み合わせ、上下段がそれぞれ最適な仕上がりになるよう設計した加熱プログラムを使うと説明しています。焼き加減と煮え加減を機械の側で組み立てている、ということです。

洗い物は減りますか?

洗う数はあまり変わりません。パナソニック自身が「洗い物はヒートグリル皿とボウルのみ」と書いており、2つ洗うことになります。減るのは鍋とフライパン、そしてコンロ周りの油はねや五徳の掃除です。またグリル皿はフッ素加工でこびりつきにくく、焼き網がないぶん洗いやすい、という説明があります。「皿の数が減る」ではなく「コンロを使わなくなる」と考えていただくのが正確です。

1人暮らしでも使えますか?30Lは大きすぎませんか?

おまかせグリル&スープは1人分から対応していますので、機能としては使えます。ただし本体は幅494×奥行435×高さ370mm、約19.7kgあり、置き場所を選びます。1人暮らしのキッチンでこのサイズを置けるかどうかが先の問題になりますので、設置スペースを測ってからご検討ください。容量の考え方は「電子レンジの容量の選び方」の記事にまとめています。

スマホがなくても使えますか?

使えます。本体だけで分量を選んで操作できます。ただしアプリで食材をスキャンした場合は1%単位で分量を算出するのに対し、本体操作の場合は25%・50%・75%・100%の4段階からの選択になります。細かく合わせたい方はアプリを使うほうが向いています。なお、アプリでスキャンして本体に送信できるのはNE-UBS10Eのみで、1つ下のNE-BS9Eは本体からの操作になります。

旧型のNE-UBS10Dで十分ではありませんか?

おまかせグリル&スープと、調理済み冷凍フライに対応した「フライあたため」を使わないのであれば、旧型でも困ることは少ないでしょう。ヒートグリル皿や64眼スピードセンサーといった基本の部分は共通です。ただし旧型は在庫が減るにつれて値上がりすることがありますので、価格差は購入時点でご確認ください。詳しくは新旧比較の記事にまとめています。

まとめ

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  • 一度にできる理由は、皿にあります。ヒートグリル皿がマイクロ波を吸収して最高230℃まで発熱するので、同じマイクロ波が上では「焼く」、下では「煮る」に使えます
  • スープに乳製品と冷凍食材は使えません。クリームシチューもコーンポタージュも、この機能の対象外です。分量も上下で合わせる必要があります
  • 減るのはコンロの前に立つ時間です。鍋の見張りと、油はねの掃除がなくなります
しかく

焼き物とコンソメスープが自動で作れれば、平日の夕食はずいぶん軽くなります。制限を知ったうえで、いかに短時間調理ができるのか?購入判断の分かれ目です。

\NE-UBS10E はこちら/

本記事の機能名・仕様・注記は、パナソニック公式サイト(NE-UBS10E 商品ページ/おまかせグリル&スープ/おまかせ熱風フライ/グリル機能/ビストロの魅力を徹底比較)およびパナソニックのプレスリリースを2026年8月23日に確認して記載しています。調査結果の引用元は「パナソニック調べ」です。価格は変動しますので、各モールで最新の情報をご確認ください。

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