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Bさん夫は濃いめ、わたしは軽めが好きなんです。全自動のコーヒーメーカーって、味を変えられるのかな…
Aさんキッチンの台が狭くて、トースターと電気ケトルの横に置けるか心配です
毎朝使うコーヒーメーカーは、味の好みと置き場所の小さな不満が、毎日積み重なる家電です。
2025年4月に発売されたパナソニックの全自動コーヒーメーカー「NC-A58」は、前のモデルNC-A57(2018年発売)からより濃い「ストロング」コースを加え、設置面積を約20%小さくしました。2026年4月にはホワイトも加わっています。
パナソニックの開発者は、コーヒーの好みは「変化したのではなく、広がった」と話しています。豆の選択肢やカフェが増え、1つの家の中でも好みが分かれるようになった。そこで1台で好みのちがう人が楽しめるよう、ストロングコースを加えたそうです。
しかくこの記事では、NC-A58が前のモデルから何を変えたのかを、パナソニックの発表と製品ページから説明します。もちろん、豆挽きから保温までのふだんの性能もしっかり見ていきます
\濃いめも選べる全自動 NC-A58/
全自動コーヒーメーカーの3つの困りごと

全自動のコーヒーメーカーで、よく話に上がるのは次の3つです。
1. 濃さが家族の好みに届かない
全自動の機種は、豆の量と水の量を入れたら、あとは機械が淹れ方を決めます。濃いめが好きな人と、軽めが好きな人が同じ家にいると、どちらかががまんすることになります。前のモデルNC-A57のコースは「リッチ」と「マイルド」の2つでした。
2. キッチンに置くすき間がない
ミル付きの全自動は、本体に豆を挽く部分と水の容器が入るぶん大きくなりがちです。NC-A57は幅22.0cm。トースターや電気ケトルと並べると、台の上に置き場所が取れないことがあります。
3. ミルの手入れが続かない
豆を挽くミルに粉が残ると、次に淹れるときに古い粉の香りがまじります。毎回ミルを外して洗うのは手間で、続けるのがむずかしい作業です。
しかくNC-A58は、濃さと置き場所の2つに新しく手を入れ、ミルの手入れは前のモデルから自動のまま受け継いでいます
ストロングコースで6通りの味

NC-A58でいちばん大きく変わったのは、「ストロング」コースが加わったことです。パナソニックは「渋味を抑えながら苦みとコクを引き出す」コースと説明しています。
コーヒーの味は、お湯の温度とお湯と粉がふれている時間で変わります。高い温度で長く抽出すると、苦みとコクの成分がよく出ます。NC-A58は、3つのコースで温度と時間の組み立てを変えています。
- ストロング:沸騰循環で一投目から高い温度で抽出。蒸らしを高い温度で行って豆をしっかりふくらませ、抽出にも時間をかけます
- リッチ:全体のバランスを重視。抽出時間は3つのなかで短め
- マイルド:苦みが少ない。蒸らしの温度を低めにして、できあがりの前に加熱して温度を上げます
豆を挽く粗さは、付属の2種類のメッシュフィルター(粗挽き・中細挽き)を入れ替えて選びます。3つのコース×2つの挽き方で、6通りの味です。前のモデルNC-A57は2コース×2つの挽き方で4通りでした。
出典:パナソニック ニュースリリース(NC-A58発売)・NC-A58 製品ページ・開発者インタビュー(panasonic.jp)
Aさん朝は濃いめ、午後は軽めにしたいときも、豆を変えなくていいんですか?
しかくはい。同じ豆のまま、コースのボタンを変えるだけで淹れ分けられます。まずは中細挽きでストロングとマイルドを飲みくらべてみてください
幅15.2cmで置きやすい

NC-A58の本体は幅15.2×奥行27.2×高さ34.9cmです(水容器とバスケットの持ち手を含まず)。前のモデルNC-A57の幅22.0×奥行24.5×高さ34.5cmから、幅を6.8cm細くし、設置面積は約20%小さくなりました。
- 幅:22.0cm → 15.2cm
- 設置面積(幅×奥行きの計算値):約539cm² → 約413cm²
- 奥行き:24.5cm → 27.2cm(2.7cm長い)
- 凹凸を減らしたシンプルな形で、ふだんの掃除もしやすくなっています
パナソニックは「日本の狭い台所事情でも場所をとらない」と説明しています。NC-A58は、全自動の機能と小さな本体をまとめたデザインで、iF DESIGN AWARD 2026を受賞しました。
しかく細くなったぶん、奥行きは2.7cm長くなっています。壁ぎわに置くなら、台の奥行きが27.2cmに持ち手の分を足して入るかを測ってください
ミルは毎回自動で洗う

ミルの手入れは、前のモデルから受け継いだ機能です。NC-A58は、蒸らしの前にミルをお湯で自動洗浄します(ミル部シャワーオートクリーニング)。
- 「挽いて落とす」縦型ミル:挽いた粉をそのまま下のバスケットへ落とします
- メッシュフィルター:交換して粗挽き・中細挽きを切り替えます
- スウィング式バスケットと着脱式の水容器で、粉と水の出し入れが前からできます
- 使ったあとの部品は、中性洗剤とやわらかいスポンジで洗い流します(パナソニックの案内)
しかくミルに残った粉を毎回お湯で流すので、次の1杯に前の粉の香りがまじりにくいのが全自動のうれしいところです
ふだんの性能も全自動

新しくなった点は2つでしたが、淹れる工程はすべて全自動です。
- 豆挽き:縦型ミルで挽いて、そのまま落とす
- 沸騰循環:水を循環させながら沸騰させ、おいしさを引き出す温度に調整します
- 蒸らし:少量のお湯を注いで粉をふくらませてから、ドリップします
- デカフェ豆コース:蒸らしと抽出をカフェインレスの豆に合わせたコース。物足りなく感じやすいデカフェも、コクのある味に(中細挽き推奨)
- 煮詰まり軽減保温:保温を始めて30分後に温度を下げ、2時間で保温が切れます
- アイスコーヒーモード・粉からの抽出にも対応
NC-A58のスペック

| 項目 | NC-A58 | NC-A57(前のモデル) |
|---|---|---|
| 発売 | 2025年4月(ホワイトは2026年4月) | 2018年 |
| コース | ストロング・リッチ・マイルド+デカフェ豆 | リッチ・マイルド+デカフェ豆 |
| 味の数(コース×挽き方) | 6通り | 4通り |
| 容量 | 4カップ(545ml) | 5カップ(670ml) |
| 沸騰浄水・活性炭フィルター | なし(沸騰循環) | あり |
| 寸法(幅×奥行×高さ) | 15.2×27.2×34.9cm | 22.0×24.5×34.5cm |
| 質量 | 3.2kg | 3.0kg |
| 消費電力 | 770W | 800W |
| ミル自動洗浄 | あり | あり |
| 保温 | 煮詰まり軽減保温(2時間で自動OFF) | 煮詰まり軽減保温 |
出典:パナソニック公式 NC-A58・NC-A57 仕様ページ、ニュースリリース。寸法は持ち手を含まず
一度に淹れられる量は5カップから4カップ(545ml)になりました。マグカップなら2〜3杯分が目安です。家族が多く一度にたくさん淹れるご家庭は、この容量を先に確かめてください。
買う前にいちばん確認していただきたいのは、置く場所の奥行きです。幅は15.2cmと細い一方で、奥行きは27.2cm(持ち手を含まず)あります。
型番・参考価格

| 型番 | 色 | 参考価格 |
|---|---|---|
| NC-A58-K | ブラック | 約2万円前後〜2万円台前半 |
| NC-A58-W | ホワイト(2026年4月発売) | 約2万円前後〜2万円台前半 |
楽天市場・Amazonで新品が販売されています。価格は約2万円前後〜2万円台前半で、色やモールで前後します(2026年11月4日時点)。
\ブラック NC-A58-K/
\ホワイト NC-A58-W/
ほかの方式(ミルなし・エスプレッソ)と比べたい方はコーヒーメーカーおすすめ|飲み方で選ぶ3台。パナソニック・象印・デロンギ【2026年】で解説しています。
よくある質問 Q&A

前のモデルNC-A57との違いは何ですか?
ストロングコースが加わって6通りの味を選べるようになったこと、幅が22.0cmから15.2cmになり設置面積が約20%小さくなったことです。一方で、容量は5カップ(670ml)から4カップ(545ml)になり、沸騰浄水・活性炭フィルターは仕様表から外れています。
一度に何杯まで淹れられますか?
4カップ(545ml)までです。マグカップなら2〜3杯分が目安です。
豆ではなく、コーヒー粉からも淹れられますか?
淹れられます。粉の場合は、バスケットにセットしたペーパーフィルターの上に入れます。
デカフェ(カフェインレス)の豆も淹れられますか?
デカフェ豆コースがあります。蒸らしと抽出をデカフェ豆に合わせたコースで、中細挽きフィルターが推奨です。このコースではストロング・リッチ・マイルドの淹れ分けは選べません。
保温はずっと続きますか?
保温を始めて30分後に温度を下げ、2時間で自動的に切れます。煮詰まりを減らすための設計です。
まとめ|パナソニック NC-A58 はこんな1台

NC-A58は、全自動コーヒーメーカーで出てくる困りごとに、ひとつずつ答えを用意したモデルです。
- 濃さが好みに届かないには、高い温度で蒸らして抽出するストロングコース(6通りの味)
- 置き場所がないには、幅15.2cm・設置面積約20%減の本体
- ミルの手入れには、毎回の自動洗浄
そのうえで、沸騰循環・蒸らし・デカフェ豆コース・煮詰まり軽減保温と、ふだんの性能も全自動です。価格は約2万円前後〜2万円台前半。買う前に見ていただきたいのは、置く場所の奥行き(27.2cm)と、一度に淹れる量(4カップ)です。
しかく一度に5杯以上を淹れるなら容量を確かめてください。家族で濃さの好みがちがう、キッチンの台が狭い。そんなご家庭のための1台です
\濃いめも選べる全自動 NC-A58/



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