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象印 加湿器のクエン酸洗浄|頻度は1〜2か月に1回。フィルターなしで続く手入れ【2026年】

zojirushi-kashitsuki-teire-eyecatch
Bさん

前の加湿器は、1年目は使ったけど、フィルターがカビそうで2年目から出さなくなっちゃった…

Aさん

象印の加湿器、中が白くザラザラしてきたの。これってどうやって落とすの?

象印の加湿器(スチーム式)には、洗うフィルターがありません。手入れの中心は、ふだん容器を拭くことと、ときどきのクエン酸洗浄だけです。クエン酸洗浄は、溶かしたクエン酸を入れてボタンを押せば、あとは本体がお湯を沸かして洗ってくれます。

  • 毎日:本体が冷めてから残り湯を捨て、よく乾かす
  • 1〜2か月に1回:クエン酸洗浄(ピカポット1包=30g・約1時間30分)
  • シーズンオフ:クエン酸洗浄のあとに熱水すすぎをして、半日ほど乾かしてからしまう

※出典:象印マホービン 取扱説明書(EE-DF型)・EE-DG 製品ページより

しかく

博士(工学)・主婦歴30年のしかくです。白い付着物は、カビではなく水道水に溶けていたミネラルです。なぜ付くのか、クエン酸でなぜ落ちるのか、どのくらいの間隔で洗えばいいのかを、順に説明します

目次

白い付着物の正体|水道水のミネラル

白い付着物の正体|水道水のミネラル

スチーム式は、水を沸とうさせて、出てきた蒸気で加湿します。蒸気になって出ていくのは水だけで、水道水に溶けていたミネラル(カルシウム・マグネシウムなど)は容器に残ります。電気ポットの底が白くなるのと同じです。

  • 乳白色のザラザラ・膜:水のミネラル分が固まったもの。容器の腐食やフッ素加工のはがれではない
  • さび状の斑点:水に含まれる鉄分によるもの。これも容器の腐食ではない
  • 落とし方:どちらもクエン酸洗浄で落とす

※出典:象印マホービン 取扱説明書(EE-DF型「故障かなと思ったとき」)・象印マホービン「くらしのかくし味」より

ミネラルの付着物(湯あか)は、酸に溶ける性質があります。だから洗剤ではなく、酸であるクエン酸を使います。ぬめりの元になる雑菌は、室温の水がたまったところで増えますが、スチーム式は水を毎回沸とうさせて蒸気にするので、残るのはミネラルの跡だけです。

しかく

白い跡は、水を沸かして加湿した「しるし」です。水道水を使う限り必ず付くので、汚してしまったと心配しなくて大丈夫です

クエン酸洗浄のやり方|ボタンを押して約1時間30分

象印の加湿器 クエン酸洗浄のやり方

象印の加湿器には「クエン酸洗浄モード」があります。人がするのは、クエン酸を溶かして入れ、ボタンを押すところまでです。

  1. クエン酸を溶かす:クエン酸30g(ピカポット1包)をコップに入れ、ぬるま湯で溶かして内容器に入れる
  2. 水を入れる:満水線まで水を入れる(満水線より上には入れない)
  3. ボタンを押す:上ぶたを閉めてプラグをつなぎ、「入/切」を押してから、クエン酸洗浄のキーを3秒以上押す
  4. 待つ:約1時間30分。洗浄中はランプが点滅し、終わるとブザーが鳴る
  5. 湯を捨てる:本体が冷めてから、プラグを抜いて上ぶたを外し、湯を捨てる
  6. すすぐ:内容器を水ですすぐ

※出典:象印マホービン 取扱説明書(EE-DF型)・EE-DG 製品ページより。キーの位置と名前は、お使いの機種の取扱説明書で確かめてください

洗浄するときの注意点

  • 専用のクエン酸:泡立ちやふきこぼれを防ぐため、象印は専用のクエン酸「ピカポット」を使うよう案内している
  • 塩素系の洗剤と混ぜない:有毒なガスが出る
  • 途中でやめるとき:「入/切」キーで止まる。取り消すときはプラグを抜き、5秒以上おく
しかく

クエン酸は、温かいほうが湯あかをよく溶かします。クエン酸洗浄モードは、そのお湯を本体が自分で沸かして保ってくれるので、こすらずに待つだけで済みます。夜の家事のあいだに回しておけば十分です

頻度は1〜2か月に1回|早めにするサイン

クエン酸洗浄の頻度と早めにするサイン

象印は、クエン酸洗浄を定期的に(1〜2か月に1回)するよう案内しています。そのうえで、次のようなときは間隔に関係なく洗浄します。

  • 容器に汚れが付いている
  • さび状の斑点や、膜のようなものが浮く
  • 容器が乳白色・褐色・赤紫色などに変色している
  • 運転中の「ゴー」という音が大きくなった
  • 蒸気がにおう

※出典:象印マホービン 取扱説明書(EE-DF型)・ニュースリリース(2026年8月28日)より

湯あかの付き方は、使う時間と水道水のミネラルの量で変わります。毎日長く使う家や、水道水のミネラルが多い地域では、早めに白くなります。

しかく

象印は、音が気になってきたときもクエン酸洗浄と案内しています。寝室で「前より音が大きいかな」と感じたら、洗浄のサインです

毎日の手入れ|残り湯を捨てて乾かす

象印の加湿器 毎日の手入れ

ふだんの手入れは、残り湯を捨てて、乾かすのが基本です。広口の容器なので、湯捨ても拭き取りもすぐ終わります。

  • 残り湯を捨てる:必ずプラグを抜き、本体が冷めてから捨てる。お手入れのあとは十分に乾かす
  • 本体の外側・上ぶた:固く絞った柔らかい布で拭く
  • 上ぶたの内部・蒸気カバー:水洗いして、よく水を切って乾かす
  • 内ぶた:乾いた柔らかい布で汚れを拭く

使わないでください

  • 内容器への洗剤
  • みがき粉・ブラシ・ナイロンたわし・メラミンスポンジ・研磨剤入りの洗剤(フッ素加工を傷める)
  • シンナー・ベンジン・漂白剤・アルコール
  • 丸洗い・本体に水をかける・食器洗い乾燥機
  • 水道水以外の水(アロマオイル・除菌剤・ミネラルウォーターなど)

上ぶたの内ぶたパッキンは消耗品で、1年を目安に点検します。白く変色していたら交換してください(保証期間内でも有料)。

※出典:象印マホービン 取扱説明書(EE-DF型)より

しかく

フッ素加工の容器は、こすらないことがいちばんの手入れです。白い跡をスポンジで削り落とそうとせず、クエン酸に任せてください

シーズンオフのしまい方

象印の加湿器 シーズンオフのしまい方

春に片づけるときは、湯あかを落とし、水分を残さないことが大切です。水分が残ったまま長くしまうと、さびや故障の原因になります。

  1. クエン酸洗浄をして、内容器をすすぐ
  2. 水だけを満水線まで入れ、クエン酸洗浄モードで熱水すすぎをする
  3. 冷めたら湯を捨て、内容器・上ぶた・蒸気カバーの水分と汚れを拭き取る
  4. 半日ほど置いて乾かす。上ぶたを振って、水分が残っていないか確かめる
  5. 蒸気カバーを付けた上ぶたを本体に取り付け、虫が入らないようポリ袋などで密封してしまう

※出典:象印マホービン 取扱説明書(EE-DF型)より

しかく

しまう前にきれいにしておくと、次の冬は出してすぐ使えます。2年目に使わなくなる原因を、ここでなくしておけます

気化式・ハイブリッド式の手入れとの違い

加湿方式ごとの手入れの違い

手入れの手間は、水を含ませるフィルターがあるかどうかで大きく変わります。各メーカーが案内している目安を並べます。

方式(例)洗う部品手入れの目安
スチーム式(象印)なし(広口の容器だけ)毎日 残り湯を捨てて乾かす/1〜2か月に1回 クエン酸洗浄(ボタンを押して約1時間30分)
気化式(パナソニック)タンク・トレー・プレフィルター・加湿フィルタータンクは毎日/トレー・フィルター類は約1か月に1回(1日8時間運転の場合)
ハイブリッド式(ダイニチ)気化フィルター・トレイ2週間に1度程度、本体から外して水洗い

※出典:象印マホービン 取扱説明書(EE-DF型)、パナソニック「加湿器のお手入れ方法」、ダイニチ工業「まいにちプラス」より(2026年10月確認)

気化式・ハイブリッド式は、ぬれたフィルターに風を当てて加湿します。フィルターとトレイには室温の水がいつもあるので、外して洗う手入れが欠かせません。スチーム式は水を沸かすので、外して洗う部品そのものがなく、湯あかもクエン酸洗浄モードが落とします。

そのかわり、スチーム式は水を沸かす熱をヒーターで作るので、電気代は高めです。象印のEE-DG35は加湿時305Wで、寝室で一晩8時間なら約76円です(31円/kWh)。方式ごとの電気代は加湿器の電気代|安いのは気化式。スチーム式・ハイブリッド式と方式別に比べる【2026年】でくらべています。

しかく

フィルターを洗う手間がないので、手入れが続かなくて加湿器をやめてしまった方こそ、スチーム式がおすすめです。ズボラでも、2年目も3年目も出しやすい方式です

象印の加湿器とピカポット

象印の加湿器とピカポット

2026年モデルのEE-DG35・EE-DG50は、どちらもフィルターのないフッ素加工の広口容器で、クエン酸洗浄モードがあります。違いは部屋の広さです。

機種広さ・容量加湿時の消費電力
EE-DG35木造和室6畳/プレハブ洋室10畳・3.0L305W
EE-DG50木造和室8畳/プレハブ洋室13畳・4.0L410W

※出典:象印マホービン ニュースリリース(2026年8月28日)・EE-DG 製品ページより

\6畳の寝室に|象印 EE-DG35/

\8畳の部屋に|象印 EE-DG50/

クエン酸洗浄には、象印純正のクエン酸「ピカポット」(30g×4包)を使います。1包が1回分なので、1〜2か月に1回なら、ひと冬で1箱前後です。

\合わせて買いたい|象印 ピカポット/

象印の加湿器の手入れ よくある質問 Q&A

象印の加湿器の手入れ よくある質問

クエン酸はどのくらい入れますか?

クエン酸30g(ピカポット1包)です。ぬるま湯で溶かして内容器に入れ、満水線まで水を足してから、クエン酸洗浄モードで洗います。

市販のクエン酸でも洗えますか?

象印は、泡立ちやふきこぼれを防ぐため、専用のクエン酸「ピカポット」を使うよう案内しています。洗浄中にお湯を沸かすので、専用品を使うのがおすすめです。

容器の白いザラザラは、フッ素加工がはがれたのですか?

違います。水道水のミネラル分が固まったもので、容器の腐食やフッ素加工のはがれではありません。さび状の斑点も水の鉄分によるものです。どちらもクエン酸洗浄で落とします。

内容器を洗剤で洗ってもいいですか?

内容器に洗剤は使わないでください。メラミンスポンジや研磨剤入りの洗剤もフッ素加工を傷めるので使えません。ふだんは残り湯を捨てて乾かし、白い跡はクエン酸洗浄で落とします。

蒸気がにおうときはどうしますか?

クエン酸洗浄をしてください。象印は、蒸気のにおいや運転音が大きくなったときも、クエン酸洗浄をするよう案内しています。水道水以外(アロマオイルなど)を入れていないかも確かめてください。

上ぶたのパッキンが白くなってきました

内ぶたパッキンは消耗品で、1年を目安に点検します。白く変色していたら交換してください。傷んだまま使うと、傾けたときにお湯が流れ出ることがあります(交換は保証期間内でも有料)。

買う前に試せますか?

家電レンタルのRentio(レンティオ)で、象印のスチーム式を含む加湿器を借りられます。手入れの手間や寝室での音を、自宅で確かめてから決められます。

まとめ|手入れはクエン酸洗浄が中心

象印の加湿器の手入れのまとめ
  1. 白い付着物:水道水のミネラル。腐食やフッ素加工のはがれではない
  2. クエン酸洗浄:ピカポット1包(30g)+満水線まで水+キーを3秒長押し。約1時間30分
  3. 頻度:1〜2か月に1回。音・におい・変色が出たら早めに
  4. 毎日:冷めてから残り湯を捨てて乾かす。洗剤とこするものは使わない

こんな方におすすめ

  • フィルターの手入れが続かず、加湿器をやめてしまったことがある方
  • 寝室で、清潔に加湿器を使いたい方
  • すでに象印の加湿器を使っていて、白い跡が気になってきた方
しかく

象印の加湿器は、洗う部品がなく、湯あかはボタン1つのクエン酸洗浄で落とせるのが良さです。手入れで手が止まらないので、ひと冬だけでなく、次の冬も続けて使えます

\フィルターなしのスチーム式|象印 EE-DG35/

zojirushi-kashitsuki-teire-eyecatch

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