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オイルヒーターの電気代|1時間約19〜47円。1か月の目安とエアコンとの使い分け【2026年】

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Bさん

寝室をエアコンで暖めると、風で顔がカサカサするし、音も気になるの。オイルヒーターにしたいけど…

Aさん

オイルヒーターって電気代がすごく高いって聞くけど、1か月いくらかかるの?

オイルヒーターの電気代は、運転の強さ(消費電力)で決まります。デロンギが公表している1時間あたりの目安は次のとおりです。

  • 1500Wの機種:強 約47円・中 約28円・弱 約19円
  • 1200Wの機種:最大 約37円・中 約22円・弱 約16円
  • 1か月の上限:1500Wを強のまま1日8時間×30日つけると約1万1,200円。中なら約6,700円、弱なら約4,500円

※1時間あたりはデロンギ公表の目安(1kWh=31円・税込)。1か月は同じ単価で計算した、強・中・弱のまま運転し続けたときの上限

実際の電気代は、この上限より少なくなります。部屋が設定温度まで暖まると、サーモスタットが電源のオン・オフを繰り返して温度を保つからです。

しかく

博士(工学)・主婦歴30年のしかくです。オイルヒーターは、風を出さず、音もほとんどなく部屋全体を暖める暖房です。電気代がかかる理由と、寝室で上手に使う方法を、仕組みから説明します

目次

オイルヒーターの仕組み|ためた熱でじんわり暖める

オイルヒーターの仕組み

オイルヒーターの中には、燃えにくいオイルが密閉されています。電気ヒーターでこのオイルを温め、金属の本体(フィン)から部屋へ熱を伝えます。

  • 輻射熱:温まった本体から出る熱が、まわりの人や壁を直接温める
  • 自然対流:本体で温まった空気が上へ上がり、部屋の空気がゆっくり回る。ファンは使わない
  • 蓄熱:オイルが熱をためるので、電源が切れてもしばらく暖かさが続く
  • 空気を汚さない:燃やさないので、においや煙が出ない。温風を出さないので、肌やのどが乾燥しにくい

※出典:デロンギ・ジャパン 製品ページ・オイルヒーター紹介ページより。本体の表面温度は機種により約60〜80℃

オイルは、空気よりずっと多くの熱をためられます。そのぶん温まるまでに時間がかかり、デロンギは部屋が暖まるまで約30分〜1時間としています。一度温まると、オイルにためた熱がゆっくり出ていくので、温度の上がり下がりが穏やかです。

しかく

オイルは熱をためておく「湯たんぽ」の役目です。すぐには暖まらないかわりに、風も音もなく、部屋をむらなく暖めます

1時間・1か月の電気代

オイルヒーターの1時間・1か月の電気代

電気代は、次の式で計算できます。

電気代(円)=消費電力(kW)×使った時間(h)×電力料金の単価(円/kWh)

運転(消費電力)1時間1日8時間×30日
1500W機 強(1500W)約47円約1万1,200円
1500W機 中(900W)約28円約6,700円
1500W機 弱(600W)約19円約4,500円
1200W機 最大(1200W)約37円約8,900円

※1時間はデロンギ公表の目安。1日8時間×30日は31円/kWh(税込)で計算した、その運転のまま動き続けたときの上限。中・弱の消費電力はデロンギ RHJ10F1015-DG・RHJ65L0915の値(デロンギ・ジャパン 製品ページ・FAQより)

表を読むときの注意点

  • 表の金額は上限:設定温度に届くと、サーモスタットが電源を切ったり入れたりする。電源が切れているあいだは電気代がかからない
  • どれだけ下がるかは部屋しだい:熱が逃げにくい部屋ほど電源が切れている時間が長く、外が寒い日や広い部屋ほど長く電源が入る
  • ECOモード:設定温度より少し控えめに運転して、消費電力を抑える(デロンギのユニカルドは0.5〜2.0℃控えめ)
しかく

寝室で夜だけ使うなら、暖まったあとは弱(600W)で1時間約19円。8時間で約150円です。強で暖め続ける使い方をしなければ、電気代はぐっと下がります

電気代が高いといわれる理由

オイルヒーターの電気代が高いといわれる理由

オイルヒーターの電気代が高く感じられるのには、3つの理由があります。

1. 使った電気がそのまま熱になる

オイルヒーターは、電気でヒーターを熱くして暖めます。1の電気から出る熱は1で、それ以上にはなりません。エアコンはヒートポンプで外の空気の熱をくみ上げて部屋に運ぶので、1の電気で何倍もの熱を部屋に届けられます。同じだけ部屋を暖めるのに使う電気が、ここで大きく違います。

※出典:資源エネルギー庁「省エネポータルサイト」、ダイキン工業「ヒートポンプのしくみ」より

2. 暖まるまで強で長く動く

オイルに熱をためてから部屋が暖まるので、暖まるまで約30分〜1時間かかります。そのあいだは強(1500Wの機種なら1時間約47円)で動き続けます。

3. 長い時間つけておく使い方になる

風も音もなく、空気も汚さないので、寝室で一晩中・リビングで一日中と、つけている時間が長くなりがちです。電気代は「電力×時間」なので、時間が長いほど大きくなります。

しかく

オイルヒーターの電気代は、ムダが多いからではなく、電気をすべて熱に変える暖め方だからです。そのかわり、風・音・乾燥のない暖かさが手に入ります

エアコン・セラミックファンヒーターとの使い分け

オイルヒーター・エアコン・セラミックファンヒーターの使い分け

電気を使う暖房は、暖め方が違うので、向いている場面も違います。

暖房暖め方向いている場面
オイルヒーターオイルにためた熱を、輻射と自然対流で。風なし・音なし。暖まるまで約30分〜1時間寝室・子ども部屋で、風や音なしに一晩じんわり
エアコンヒートポンプで外の熱を運び、温風で。1の電気で何倍もの熱リビングを早く、電気代を抑えて暖める
セラミックファンヒーター電気で温めた温風を、すぐ吹き出す脱衣所・キッチンの足元を、短い時間だけ

セラミックファンヒーターも電気をそのまま熱にする暖房で、1200Wの強なら1時間約37円です。すぐ暖まるので、短い時間・せまい場所ならこちらが向いています。くわしくはセラミックファンヒーターの電気代は1時間約37円|温度が上がりすぎない仕組みと、電気代を抑える使い方を博士(工学)・主婦歴30年が解説【2026年】で計算しています。

しかく

デロンギも、急いで暖めたいときはほかの暖房との併用を案内しています。エアコンで部屋を暖めておき、寝るときはオイルヒーターに切り換えると、早さと静かさの両方を取れます

電気代を抑える4つの使い方

オイルヒーターの電気代を抑える4つの使い方

電気代は「消費電力×時間」なので、強で動く時間を短くし、暖まったあとは弱く保つのが基本です。

1. タイマーで先に暖めておく

暖まるまで約30分〜1時間かかるので、デロンギはタイマーでの先行運転をすすめています。寝る1時間前に入タイマー、朝起きる時間に切タイマーにすると、いない時間に動かさずに済みます。

2. 暖まったら弱とサーモスタットに任せる

1500Wの機種なら、強(約47円)から弱(約19円)にすると1時間あたり約28円違います。部屋が暖まったら電力レベルを下げ、温度はサーモスタットに保たせます。

3. ECOモードを使う

ECOモードのある機種は、設定温度より少し控えめに運転して消費電力を抑えます。デロンギのユニカルドは、設定温度より0.5〜2.0℃下げて運転します。

4. 部屋の熱を逃がさない

サーモスタットで電源が切れている時間は、部屋から熱が逃げにくいほど長くなります。ドアを閉めて使う、ほかの部屋とつながる戸を開けっぱなしにしないだけでも、電源が入る時間が減ります。デロンギの製品ページにも、断熱のよい部屋か、ときどき使う用途に向くと書かれています。

しかく

いちばん電気代が下がるのは2つ目です。強で暖める時間を短く、あとは弱で保つ。オイルにたまった熱が、そのあいだも部屋を暖め続けてくれます

デロンギのオイルヒーター2台

デロンギのオイルヒーター2台

オイルヒーターの定番、デロンギの現行機から、電気代の考え方がわかりやすい2台です。

項目RHJ10F1015-DGアミカルド RHJ35M0812-DG
消費電力強1500W/中900W/弱600W最大1200W
部屋の容量のめやす45㎥35㎥
温度の保ち方サーモスタット(機械式)電子式の温度制御・ECOあり
タイマー24時間ON/OFF(30分刻み)時間指定(○時間後にON/OFF)
寸法(幅×奥行×高さ)・質量24.5×49.5×64cm・約13.9kg26×43×65cm・約11.7kg

※出典:デロンギ・ジャパン 公式オンラインストア 製品ページより(2026年10月確認)

  • RHJ10F1015-DG:600W・900W・1500Wを切り替えられるので、暖まったら弱にする使い方がしやすい。設定温度に届くと機械式のサーモスタットが電源を切る
  • アミカルド RHJ35M0812-DG:最大1200Wで、1500Wの機種より1時間の電気代の上限が低い(約37円)。部屋の容量のめやすは35㎥とひと回り小さい部屋向けで、ECOモードつき

\3段階で弱にしやすい|デロンギ RHJ10F1015-DG/

\寝室に1200W|デロンギ アミカルド RHJ35M0812-DG/

オイルヒーターの電気代 よくある質問 Q&A

オイルヒーターの電気代 よくある質問

オイルヒーターの電気代は1か月いくらですか?

1500Wの機種を1日8時間×30日使うと、強のままなら約1万1,200円、中なら約6,700円、弱なら約4,500円が上限です(31円/kWhで計算)。設定温度に届くとサーモスタットが電源を切るので、実際はこれより少なくなります。

エアコンとどちらが電気代は安いですか?

同じだけ部屋を暖めるなら、エアコンのほうが電気代は少なくて済みます。エアコンはヒートポンプで外の空気の熱を運ぶので、1の電気で何倍もの熱を部屋に届けられます。オイルヒーターは、風や音のない暖かさを選ぶ暖房です。

つけっぱなしで寝ても大丈夫ですか?

燃やさない暖房なので、空気を汚しません。電気代を抑えるなら、暖まったあとは弱にして、切タイマーで朝の時間に合わせるのがおすすめです。本体の表面は約60〜80℃になるので、布団やカーテンから離して置いてください。

部屋が暖まるまでどのくらいかかりますか?

デロンギは約30分〜1時間としています。オイルに熱をためてから部屋を暖めるためです。タイマーで、使う時間の前から運転しておくと快適です。

1200Wと1500W、どちらを選べばいいですか?

部屋の広さで選びます。デロンギは部屋の容量のめやすを、1500WのRHJ10F1015-DGで45㎥、1200WのアミカルドRHJ35M0812-DGで35㎥としています。1時間の電気代の上限は、1500Wの強で約47円、1200Wで約37円です。

買う前に試せますか?

家電レンタルのRentio(レンティオ)で、デロンギのアミカルドを借りられます。寝室での暖まり方と1か月の電気代を、自宅で確かめてから決められます。

まとめ|強は短く、暖まったら弱で保つ

オイルヒーターの電気代のまとめ
  1. 1時間の電気代:1500Wの機種で強 約47円・中 約28円・弱 約19円
  2. 1か月の上限:1日8時間なら、強のままで約1万1,200円・弱なら約4,500円。サーモスタットで実際は少なくなる
  3. 高く感じる理由:電気がそのまま熱になる・暖まるまで強で動く・長くつける
  4. 抑える使い方:タイマーで先に暖める・暖まったら弱・ECO・部屋の熱を逃がさない

こんな方におすすめ

  • 寝室や子ども部屋を、風や音なしで一晩暖めたい方
  • エアコンの温風で、肌やのどの乾燥が気になる方
  • リビングはエアコン、寝室はオイルヒーターと分けて使いたい方
しかく

オイルヒーターは、電気代を払って「静かさ」と「やわらかい暖かさ」を買う暖房です。強で暖める時間を短くし、暖まったら弱で保てば、寝室で一晩約150円から使えます

\3段階で弱にしやすい|デロンギ RHJ10F1015-DG/

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