
Bさんリビングとダイニングがつながった20畳の部屋なんです。冬はエアコンの暖房で乾くし、加湿器を置いても部屋の反対側まで湿っている気がしなくて。
Aさんダイキンの大きいほうの加湿空気清浄機が気になっています。でもMCK906AとMCK907A、型番が似ていて何が違うのか…
広いLDKは、家族が集まるぶん空気も汚れやすく、暖房で乾きやすい部屋です。小さな加湿器や空気清浄機を何台も置くより、1台で部屋の奥まで空気を回し、湿度も上げたいというお話をよく伺います。
ダイキンの加湿ストリーマ空気清浄機「MCK907A」は、加湿タイプの2027年モデルでいちばん大きな、タワー型のハイグレードタイプです。風量9.0m³/分・加湿1,050mL/hを、幅35.2cmの本体に収めています。
しかくしかくです。MCK907Aは、広さに負けない風の量と、汚れに合わせて変える風の向きを備えた1台です。前モデルMCK906Aとの違いも、型番・参考価格の下にまとめました。
\広いLDKに28畳|ダイキン MCK907A/
広いLDKの冬に出てくる3つの困りごと

20畳を超えるLDKで、よく話に上がるのは次の3つです。
1. 部屋の奥まで空気が回らない
空気清浄機は、吸い込んだ空気しかきれいにできません。部屋が広いと、本体から遠いところの花粉やほこりが吸い込まれるまでに時間がかかります。床に落ちた花粉も、人が歩くたびに舞い上がります。
2. 加湿が追いつかない
暖房で温めた空気は、同じ水の量でも湿度が下がります。広い部屋ほど、湿度を上げるのに必要な水の量が増えるので、小さな加湿器では湿度がなかなか上がりません。
3. 置き場所がない
大きな部屋向けの機種ほど、本体も大きく重くなります。リビングでは床を広く取らない形と、掃除のときに動かせることが大切です。
しかくメーカー側がこれらの悩み事に向けて用意したのがMCK907Aです。
大風量9.0m³/分を省スペースで

空気清浄機がどれだけ早く部屋をきれいにできるかは、1分間にどれだけの空気を通せるか(風量)で大きく変わります。MCK907Aの風量は、ターボ運転で9.0m³/分です。
- モーターを薄く:新しいフラットモーターで、従来機種MCK704Aより厚みを約25%薄くし、そのぶんファンの直径を大きくした
- 3方向から吸う:本体の前の下側と、左右の側面から空気を吸い込む
- 置く広さ:幅35.2cm×奥行31.5cmのタワー型
- 何が変わるか:新基準で〜28畳(47㎡)、8畳を約7分で清浄
※畳数は日本電機工業会の新基準(JEM1467:2026)。出典:ダイキン工業 MCK907A 製品ページ・仕様一覧より(2026年10月29日確認)
しかくファンは、同じ回転なら直径が大きいほうが多くの空気を送れます。モーターを薄くして生まれた場所をファンに回したのが、9.0m³/分を幅35.2cmに収めた工夫です。
汚れに合わせて気流を切り替える

花粉は重く床に落ちやすく、PM2.5のような細かい粒子は部屋の上のほうにただよいます。汚れの種類で、たまる場所が違うのです。MCK907Aは、センサーで汚れを見分けて風の出し方を変えます。
- おまかせ運転:花粉・ハウスダストには前へ強く吹く気流、PM2.5・浮遊飛沫には部屋の上の空気を回す循環気流、ニオイ・けむりには集中して吸い込む気流に、自動で切り替える
- パワフル花粉コース:風速を上げた前吹きで、遠くの花粉を集める。約14畳の部屋の奥で花粉相当の粉じんを半分にするまで約7.7分(70タイプのMCK704Aは約16.3分)。花粉が減ると通常の花粉コースへ自動で戻る
- クリーンコース:約7畳の試験空間を、クリーンルームの規格Class8のレベルまで約24分で清浄。到達するとアプリに表示される
- オートルーバー:風向きを自動で調整する
※パワフル花粉コースは暮らしの科学研究所(株)による試験・部屋の奥 床上30cmで測定。クリーンコースはISO 14644-1:2015・JEM1467:2015を参考にした約29㎥の密閉空間での試験(同等機種MCK906A)。いずれも実際の部屋での結果ではありません。出典:ダイキン工業 MCK907A「多彩な気流」より
しかく花粉の季節に効くのは、部屋の奥の花粉を約7.7分で半分にする前吹きの気流。帰宅して上着を脱いだリビングで、すぐにパワフル花粉コースを使うのがおすすめです。
加湿1,050mL/hで広い部屋も

MCK907Aの加湿量は1,050mL/hで、プレハブ洋室29畳・木造和室17畳まで加湿できます。加湿の方式は、水を含ませたフィルターに風を通して水を蒸発させる気化式(気化エレメント回転式)です。
- ヒーターを使わない:水が蒸発するときに必要な熱(気化熱)をヒーターで作らないので、加湿しながらのターボ運転でも91W・1時間 約2.8円
- 吹き出す風:ダブルパスミキシング方式で、吹き出す風の温度の低下を抑える
- 2WAY給水:タンクを外さずに上から注げば約3.7L、タンクを外してシンクで入れれば約3.0L
- 清潔:抗菌加湿フィルターは10年交換不要(加湿能力が50%に下がるまで・1日8時間×6か月を1シーズン)。水トレーは銀イオン剤で水の細菌を抑える
- 加湿の強さ:高め・標準・ひかえめの3段階。のど・はだコースは高めの湿度に自動で合わせる
※加湿量はターボ運転・室温20℃・湿度30%。電気代は1kWh=31円(税込)で計算。加湿ターボ運転は、湿度の設定や部屋の状態によって風量と加湿量が変わります。出典:ダイキン工業 MCK907A「たっぷり加湿」「大風量&省スペース」・仕様一覧より
しかく加湿の畳数は、空気清浄の畳数より小さくなります。MCK907Aは加湿でもプレハブ洋室29畳までなので、20畳のLDKなら冬の加湿も1台でまかなえます。水トレーは1か月に1回洗ってください。
加湿方式ごとの電気代の違いは、加湿器の電気代|安いのは気化式。スチーム式・ハイブリッド式と方式別に比べる【2026年】で計算しています。
\加湿は洋室29畳まで|MCK907A/
ふだんの性能もハイグレード

空気をきれいにする仕組みと、毎日の使いやすさもそろっています。
空気をきれいにする仕組み
- ツインストリーマ:標準の2倍のストリーマユニットで、脱臭フィルターに吸着したニオイと、集じんフィルターに捕まえた汚れに当てて分解・除菌する。脱臭の量は当社比で約2倍
- TAFUフィルター:水や油をはじく素材で、汚れが広がりにくく、10年交換不要
- 花粉:全国で飛ぶ花粉16種類のアレル物質に対応
毎日の使いやすさ
- アプリ「Daikin Smart APP」:外から運転・加湿の設定。ダイキンのエアコンと組めば、暖房と同時に加湿を始める連動もできる
- きれいサーキュレーターコース:エアコンと一緒に使うと、約14畳の部屋の上下の温度差を約5℃から約1.5℃に(約3.5℃改善)
- キャスター標準搭載:約14.5kgの本体を、掃除のときに転がして動かせる
- お手入れ:パネルを開けずに、掃除機でプレフィルターのほこりを吸うだけ。L字の電源プラグで壁ぎわに置きやすい
※脱臭は29㎥(約7畳)の試験空間での約30分後の効果・同等機種MCK904A。温度差は設定20℃・運転開始時の室温7℃・エアコンから約6mでの試験。いずれも実際の部屋での結果ではありません。出典:ダイキン工業 MCK907A 製品ページ「ツインストリーマ」「便利機能も充実」「様々な機器とつながる」より
しかくストリーマと10年もつフィルターの仕組みは、ダイキン 加湿空気清浄機の選び方でくわしく説明しています。MCK907Aは、そのうえにキャスターとエアコン連動まで付いた、リビングで長く使うための1台です。
MCK907Aのスペック

| 項目 | MCK907A |
|---|---|
| モデル | 加湿90タイプ・2027年モデル |
| 適用床面積 | 〜28畳(47㎡)・新基準 JEM1467:2026 |
| 8畳を清浄する目安 | 約7分 |
| 風量(ターボ) | 9.0m³/分 |
| 加湿量 | 1,050mL/h(プレハブ洋室29畳・木造和室17畳) |
| 加湿方式 | 気化エレメント回転式(ヒーターなし) |
| 消費電力(空気清浄/加湿空気清浄) | しずか 8W/12W・標準 20W/30W・ターボ 84W/91W |
| 運転音(空気清浄) | しずか22dB〜ターボ54dB |
| タンク | 約3.7L(上から給水)・約3.0L(タンク給水) |
| 本体寸法・質量 | 高さ77.7×幅35.2×奥行31.5cm・約14.5kg |
| ストリーマ・フィルター | ツインストリーマ・TAFUフィルター |
| 色 | -W ホワイト/-T ブラウン |
※出典:ダイキン工業 空気清浄機 仕様一覧・MCK907A 製品ページより(2026年10月29日確認)
ふだん使う標準運転なら、加湿しながらでも30W・1時間 約0.93円です。いちばん強い加湿ターボでも91W・約2.8円(1kWh=31円で計算)。
買う前にいちばん確認していただきたいのは置き場所の高さと重さです。高さ77.7cmのタワー型で約14.5kgあるので、窓ぎわのカーテンにかからない場所を選び、移動はキャスターを使ってください。
型番・参考価格

| 型番 | 色 | 参考価格 |
|---|---|---|
| MCK907A-W | ホワイト | 約10万円前後〜11万円前後 |
| MCK907A-T | ブラウン | 約10万円前後〜11万円前後 |
2026年10月29日時点の楽天市場・Amazon・Yahoo!ショッピングの新品をもとにした目安で、色やモールで前後します。
\MCK907A-W ホワイト/
\MCK907A-T ブラウン/
MCK906Aと迷ったら

前モデルのMCK906A(2025年10月発売)は、まだ販売が続いています。ダイキンは、MCK907Aの試験の説明でMCK906Aを「MCK907Aと同等機種」と書いています。製品ページの技術の説明も、2台で同じ内容です。
同じところ
- 風量9.0m³/分・加湿1,050mL/h
- フラットモーター・3方向からの吸い込み・設置面積 幅35.2×奥行31.5cm
- おまかせ運転・パワフル花粉コース・クリーンコース
- ツインストリーマ・TAFUフィルター(10年交換不要)
違うところ
- 畳数の物差し:MCK907Aは2026年の新基準で〜28畳、MCK906Aは前の基準で〜41畳。風量は同じ9.0m³/分で、数字の違いは基準の違い
- 価格:MCK906Aは約7万円台後半〜9万円前後で、MCK907Aより約2万円安い(2026年10月29日時点)
※出典:ダイキン工業 MCK907A・MCK906A(2026年モデル)製品ページより。新しい基準と前の基準は試験の条件が違うため、数字を換算できません(日本電機工業会 2026年10月1日のお知らせ)
- 少しでも安く、同じ中身を手に入れたい ➤ MCK906A(在庫があるうちに)
- ほかの2027年モデルと同じ新基準の畳数で比べて選びたい・在庫を気にせず選びたい ➤ MCK907A
しかく店頭でMCK906Aの「41畳」を見ると、MCK907Aより大きな部屋に向くように見えます。でも風量は2台とも9.0m³/分。畳数は物差しが違うだけなので、値段の差の約2万円で選んで大丈夫です。
\前モデル|MCK906A-W ホワイト/
\前モデル|MCK906A-T ブラウン/
よくある質問 Q&A

MCK906Aとの違いは何ですか?
ダイキンはMCK906AをMCK907Aと同等機種と案内しています。風量9.0m³/分・加湿1,050mL/h・ツインストリーマ・TAFUフィルターは同じです。畳数はMCK907Aが新基準で〜28畳、MCK906Aが前の基準で〜41畳と、物差しが違います。価格はMCK906Aのほうが約2万円安くなっています(2026年10月29日時点)。
MCK707Aとどちらにするか迷っています
加湿の広さで選ぶのがおすすめです。MCK707Aは加湿700mL/hでプレハブ洋室19畳まで、MCK907Aは1,050mL/hで29畳までです。20畳を超えるLDKで冬の加湿もまかせるなら、MCK907Aのほうが余裕があります。3台の選び方はダイキン 加湿空気清浄機の選び方で比べています。
加湿だけで使えますか?
できません。加湿しているときは、空気清浄も一緒に動きます。空気清浄だけの運転はできます。
電気代はどれくらいですか?
加湿しながらの標準運転で30W・1時間 約0.93円、いちばん強い加湿ターボで91W・約2.8円です(1kWh=31円で計算)。加湿はヒーターを使わない気化式なので、加湿しても電気代が大きく増えません。
水のお手入れはどうしますか?
タンクには水道水を入れ、毎日新しい水に入れ替えます。水トレーは1か月に1回洗います。井戸水や浄水器の水は雑菌が増えやすいので使わないでください。
買う前に試せますか?
家電レンタルのRentio(レンティオ)で、ダイキンの加湿空気清浄機を探せます。高さ77.7cmの本体を置いたときの大きさや運転音を、自宅で確かめてから選べます。
まとめ|ダイキン MCK907A はこんな1台

MCK907Aは、広いLDKの冬に出てくる困りごとに、ひとつずつ答えを用意したモデルです。
- 部屋の奥まで空気が回らないには、9.0m³/分の大風量と、汚れで切り替える気流
- 加湿が追いつかないには、ヒーターを使わない1,050mL/hの加湿(洋室29畳)
- 置き場所がないには、幅35.2×奥行31.5cmのタワー型とキャスター
価格は約10万円前後〜11万円前後。同等機種の前モデルMCK906Aは約2万円安く、在庫があるうちは選択肢になります。買う前に見ていただきたいのは、高さ77.7cm・約14.5kgの本体を置く場所です。
しかく寝室や子ども部屋なら、もっと小さな機種で足ります。20畳を超えるLDKで、冬の加湿も花粉の季節の空気清浄も1台にまかせたい。そんなご家庭のための1台です。
\広いLDKに28畳|ダイキン MCK907A/


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