
Bさん冬は加湿器と空気清浄機を2台出すと、部屋がせまくなるの。1台にまとめたいな。
Aさんダイキンの加湿空気清浄機が気になるけど、型番が似ていてどれを選べばいいのかわからなくて…
ダイキンの加湿空気清浄機は、空気をきれいにする仕組みと加湿の仕組みがはっきり分かれた1台です。
- 空気をきれいにする:フィルターで捕まえた汚れにストリーマを当てて、フィルターの上で分解する
- フィルター:汚れをはじくTAFUフィルターで、10年交換不要
- 加湿:ヒーターを使わない気化式。MCK707Aは加湿しながらターボで運転しても84W
2027年モデルの加湿タイプは、MCK557A(〜16畳)・MCK707A(〜21畳)・MCK907A(〜28畳)の3台です。畳数は、2026年に変わった新しい基準の数字です。
※出典:ダイキン工業 空気清浄機 仕様一覧・製品ページより(2026年10月28日確認)
しかく博士(工学)・主婦歴30年のしかくです。ダイキンは、汚れを捕まえるだけでなく、捕まえた汚れを本体の中で分解する空気清浄機です。選ぶときに見るのは、清浄の畳数より小さい「加湿の畳数」です
\リビングに21畳|ダイキン MCK707A/
捕まえた汚れをストリーマで分解

空気清浄機のフィルターは、花粉やほこりを捕まえる部品です。捕まえたものは、フィルターの上にたまっていきます。ダイキンは、そのフィルターにストリーマ(放電)を当てて、捕まえた汚れを分解します。
- 困りごと:花粉やにおいのもとは、フィルターに捕まえたあともそこに残る
- しくみ:フィルターにストリーマを当て、捕まえた花粉のアレル物質やにおいのもとを分解する
- 何が変わるか:スギ花粉のアレル物質は4週間で99.99%低減。花粉16種類のアレル物質に対応
MCK707A・MCK907Aはツインストリーマで、ストリーマユニットを標準の2倍搭載し、フィルターに効率よく当てる構造です。MCK557Aはストリーマ1つです。
※スギ花粉の試験は東京大学大学院・ELISA法、同等機種MCK70Yで実施。試験空間での結果で、実際の部屋での結果ではありません。出典:ダイキン工業 MCK707A 製品ページより
しかくフィルターは、使うほど汚れの「置き場所」になります。ダイキンはその置き場所で汚れを分解し続けるので、24時間つけっぱなしにする空気清浄機と相性のよい考え方です
シャープのプラズマクラスターとの仕組みの違いは、空気清浄機ダイキンvsシャープどっちがいい?ストリーマとプラズマクラスターを徹底比較【2026年】で比べています。
TAFUフィルターは10年交換不要

空気清浄機のフィルターは、静電気の力で細かい粒子を引きつけます。油や水分を含んだ汚れがつくと、その静電気の力が弱まり、集じんの力が落ちていきます。
- TAFUフィルター:撥水・撥油の素材で、汚れが広がりにくく、静電気の力が落ちにくい
- 集じん:0.3μmの粒子を99.97%(フィルター単体の性能)
- 交換の目安:10年交換不要(JEM1467:2026に基づく算出・タバコ1日5本を基準)
- 搭載機種:MCK557A・MCK707A・MCK907A。2025年モデルのMCK505Aは静電HEPAフィルター
※使う部屋の状況によっては、交換の時期が早まることがあります。出典:ダイキン工業 製品ページ・仕様一覧・ニュースリリース(2026年9月4日)より
しかく汚れをはじく素材なので、汚れがフィルターの奥までしみ込みにくい。交換用フィルターを買い足す出費が10年分なくなるのは、長く使う家電では大きいところです
ヒーターを使わない気化式の加湿

ダイキンの加湿は気化エレメント回転式です。水を含ませた加湿フィルター(気化エレメント)に風を通し、水を自然に蒸発させて加湿します。水を蒸気にするための熱(気化熱)をヒーターで作らないので、MCK707Aのターボ運転は空気清浄だけで82W、加湿しても84Wと、加湿で増える電気は2Wだけです。
| 運転(ターボ) | 消費電力 | 1時間の電気代 |
|---|---|---|
| MCK557A 加湿空気清浄 | 72W | 約2.2円 |
| MCK707A 加湿空気清浄 | 84W | 約2.6円 |
| MCK907A 加湿空気清浄 | 91W | 約2.8円 |
※電気代は1kWh=31円(税込)で計算した、いちばん強いターボ運転の上限。消費電力・加湿方式はダイキン工業 仕様一覧より
同じように部屋をうるおす象印のスチーム式 EE-DG50は、水を沸かすヒーターで加湿時410W・1時間 約12.7円です。ダイキンのMCK707Aは、加湿量700mL/hを空気清浄とあわせて84Wで出します。
- 吹き出す風:ダブルパスミキシング方式で、吹き出す風の温度の低下を抑える
- 加湿フィルター:抗菌加湿フィルター。MCK557Aは10シーズン交換不要(加湿能力が50%に下がるまで・1日8時間×6か月を1シーズン)
- 水トレー:銀イオン剤で、加湿用の水のカビ・細菌を約24時間で99%以上抑制
- 加湿の強さ:高め・標準・ひかえめの3段階。のど・はだコースは高めの湿度に自動で合わせる
- 使い方の注意:加湿だけの運転はできない(加湿中も空気清浄が動く)
※加湿フィルター・水トレーの値は密閉した試験空間・日本電機工業会の自主基準(HD-133)による結果。出典:ダイキン工業 MCK557A 加湿機能のページより
しかく沸かさない方式なので、水の清潔さは水トレーの銀イオンと、毎日の水の入れ替えで保ちます。水トレーは1か月に1回洗ってください
方式ごとの1か月の電気代は、加湿器の電気代|安いのは気化式。スチーム式・ハイブリッド式と方式別に比べる【2026年】で計算しています。
畳数は新基準で見る

空気清浄機の畳数の出し方は、2026年に新しい基準(JEM1467:2026)に変わりました。ダイキンの2027年モデルは、この新しい基準で畳数を出しています。
- MCK556A(2026年モデル):〜25畳・8畳を約11分
- MCK557A(2027年モデル):新基準で〜16畳(26㎡)・8畳を約12分
お店で前の年のモデルと並ぶと、新しいほうの畳数が小さく見えます。比べるときは、同じ基準の数字どうしで比べてください。新基準の判定は、0.1〜2.5μmの粒子を32㎥(約8畳)の密閉空間で99%除去する時間が90分以内であることです。
※出典:ダイキン工業 製品ページ(2026年モデル・2027年モデル)・仕様一覧より。0.1μm未満の粒子は除去を確認していません
しかく店頭で畳数を見比べるときは、「新基準」と書いてある数字どうしで。ダイキンの2027年モデル3台は、どれも新基準なので同じ物差しで比べられます
部屋の広さで選ぶ3台

加湿空気清浄機の畳数は、空気清浄の畳数と加湿の畳数の2つがあり、加湿のほうが小さくなります。冬に加湿もまかせるなら、加湿の畳数で選ぶのがおすすめです。
| 型番 | 空気清浄 | 加湿 |
|---|---|---|
| MCK557A | 〜16畳・8畳 約12分 | 500mL/h・プレハブ洋室14畳/木造和室8.5畳 |
| MCK707A | 〜21畳・8畳 約9分 | 700mL/h・プレハブ洋室19畳/木造和室12畳 |
| MCK907A | 〜28畳・8畳 約7分 | 1,050mL/h・プレハブ洋室29畳/木造和室17畳 |
※空気清浄の畳数はJEM1467:2026。加湿量はターボ運転・室温20℃・湿度30%(JEM1426)。出典:ダイキン工業 仕様一覧より
寝室・子ども部屋|MCK557A
- 幅27×奥行27cm・高さ70cm・9.5kg。タンク約2.7L
- ストリーマ1つ・TAFUフィルター
リビング|MCK707A
- 幅31.5×奥行31.5cm・高さ76cm・12.5kg。タンク約3.4L(上から給水は2.5L)
- ツインストリーマ・TAFUフィルター
広いLDK|MCK907A
- 幅35.2×奥行31.5cm・高さ77.7cm・14.5kg。タンク約3.7L(上から給水は3.0L)
- ツインストリーマ・TAFUフィルター。加湿1,050mL/h
しかくMCK707Aは、空気清浄なら21畳でも、加湿はプレハブ洋室19畳までです。20畳のLDKで冬の加湿もまかせるなら、MCK907Aのほうが余裕があります
型番・参考価格

| 型番 | 色 | 参考価格 |
|---|---|---|
| MCK557A | -W ホワイト/-T ブラウン/-Cモカ | 約6万円台 |
| MCK707A | -W ホワイト/-T ブラウン | 約6万円台〜7万円台 |
| MCK907A | -W ホワイト/-T ブラウン | 約10万円前後〜11万円前後 |
2026年10月28日時点の楽天市場・Amazon・Yahoo!ショッピングの新品をもとにした目安です。MCK557AとMCK707Aは、値段の差が小さくなっています。部屋の広さで迷ったら、加湿の畳数が大きいMCK707Aも比べてください。
\寝室に16畳|MCK557A-W ホワイト/
\MCK557A-T ブラウン/
\MCK557A-C モカ/
\リビングに21畳|MCK707A-W ホワイト/
\MCK707A-T ブラウン/
\広いLDKに28畳|MCK907A-W ホワイト/
\MCK907A-T ブラウン/
ダイキン 加湿空気清浄機のよくある質問 Q&A

加湿だけで使えますか?
できません。加湿しているときは、空気清浄も一緒に動きます。空気清浄だけの運転はできます。
加湿にヒーターは使いますか?
使いません。加湿方式は気化エレメント回転式(気化式)です。MCK707Aは加湿しながらターボで運転しても84Wで、1時間あたり約2.6円です(31円/kWhで計算)。
水のお手入れはどうしますか?
タンクの水は水道水を使い、毎日新しい水に入れ替えます。水トレーは1か月に1回洗います。井戸水や浄水器の水は雑菌が増えやすいので使わないでください。
前の年のモデルより畳数が小さいのはなぜですか?
畳数を出す基準が、2026年にJEM1467:2026へ変わったためです。2027年モデルは新しい基準の数字です。たとえばMCK556Aは〜25畳、MCK557Aは新基準で〜16畳と書かれています。
除湿もできる機種はありますか?
「うるるとさらら」のMCZ706Aは、加湿と空気清浄に除湿を加えた機種です(新基準〜21畳・除湿8.0L/日〔50Hz〕)。本体は質量23kgと、加湿タイプより大きくなります。
買う前に試せますか?
家電レンタルのRentio(レンティオ)で、ダイキンの加湿空気清浄機を探せます。置き場所や運転音を自宅で確かめてから選べます。
まとめ|ダイキンは加湿の畳数で選ぶ

- 空気清浄:捕まえた汚れをストリーマでフィルターの上で分解。TAFUフィルターは10年交換不要
- 加湿:ヒーターを使わない気化式。MCK707Aはターボでも84W・1時間 約2.6円
- 畳数:2027年モデルは新基準。前の年のモデルとは同じ物差しで比べる
- 選び方:加湿の畳数で、寝室はMCK557A・リビングはMCK707A・広いLDKはMCK907A
こんな方におすすめ
- 冬の加湿器と空気清浄機を1台にまとめたい方
- 花粉の季節も含めて、1年中つけっぱなしにしたい方
- 加湿の電気代を抑えたい方
しかくダイキンは、汚れは分解、加湿はヒーターなし。冬は加湿器として、春は花粉の空気清浄機として、1年じゅう働く1台です
\リビングに21畳|ダイキン MCK707A/


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