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Bさん冬は加湿器、梅雨は除湿機、春は空気清浄機…。季節ごとに出したりしまったりで、置き場所がいっぱいなの。
Aさん部屋干しの洗濯物が生乾きで臭うの。カーテンにもニオイが残っている気がする…。
部屋の湿度の悩みは、季節で逆になります。冬は乾きすぎ、梅雨から夏は湿りすぎ。そのたびに別の家電を出していると、置き場所も手間も増えます。
ダイキンの「うるるとさらら空気清浄機 MCZ706A」(2025年9月発売・2026年モデル)は、除湿・加湿・集塵・脱臭を1台にまとめたモデルです。
- おまかせ運転:部屋の温度に合わせた湿度になるよう、除湿と加湿を自動で切り換える
- 除湿:エアコンと同じコンプレッサー式で8.0L/日(50Hz)。衣類乾燥コースつき
- 加湿:680mL/h。加湿しても空気清浄の能力は下がらない
- 水de脱臭:加湿でニオイを浮かせ、除湿で回収する
※出典:ダイキン工業 MCZ706A 製品ページ・仕様一覧より(2026年11月確認)
しかく博士(工学)・主婦歴30年のしかくです。MCZ706Aは、湿度を「上げる」と「下げる」の両方を、エアコンのメーカーが1台に入れた空気清浄機です。その仕組みを順に説明します
\除湿も加湿も1台で|ダイキン MCZ706A/
1年で入れ替わる3つの困りごと

空気清浄機は1年中つけておく家電ですが、部屋の湿度の困りごとは季節で入れ替わります。
1. 冬は乾燥、梅雨と夏は湿気
冬は暖房で湿度が下がり、のどや肌が乾きます。梅雨から夏は湿度が上がり、カビやジメジメが気になります。加湿器と除湿機を両方持つと、季節ごとに出し入れが必要です。
2. 部屋干しの生乾き
雨の日や花粉の季節は、洗濯物を部屋に干します。乾くまで時間がかかると、菌が増えて生乾きのニオイが出ます。
3. 布に染みついたニオイ
カーテン・壁紙・ソファの布には、料理やタバコのニオイが染みつきます。空気清浄機は空気中のニオイは吸い込めますが、布の中のニオイまでは届きにくいものです。
しかく3つとも、根っこは「湿度」と「水」です。MCZ706Aは、湿度を両方向に動かせることを使って、この3つに答えています
除湿と加湿をおまかせで切り換え

「おまかせ運転」(全自動しつどコントロール)は、部屋の温度に合わせた目標湿度になるよう、除湿と加湿を自動で切り換えます。そのあいだも空気清浄は動き続けます。
- 困りごと:季節の変わり目は、朝は乾いて昼は湿る日もある。家電を入れ替えるのは手間
- しくみ:温湿度センサーで部屋の温度と湿度を見て、湿度が高ければ除湿、低ければ加湿に切り換える
- 何が変わるか:1年を通して、ボタンひとつで同じ1台が働く
- 湿度を決めたいとき:おまかせの目標湿度は変わるので、一定にしたいときは加湿運転・除湿運転で目標湿度を設定する(加湿・除湿とも4段階:連続・高め・標準・低め)
ダイキンは、同じ温度でも湿度が上がると肌は暖かく、下がると涼しく感じると案内しています。冬は加湿で、夏は除湿で、エアコンの設定温度に頼りすぎずに体感を整える考え方です。
※室温が約15℃より低いと、本体内部の霜を取るために一時的に送風運転になります。約32℃以上では、本体内部の温度を下げるために一時的に送風運転になります。出典:ダイキン工業 MCZ706A「おまかせ運転 全自動しつどコントロール」より
しかくエアコンのメーカーらしいのは、湿度を温度とセットで考えているところです。ダイキンのエアコンとアプリでつなぐと、エアコンの運転に合わせて加湿・除湿を連動させることもできます
部屋干しはコンプレッサーで除湿

除湿は、エアコンにも使われているヒートポンプ式(コンプレッサー式)です。空気を冷やして、空気中の水分を水滴にして取り出し、タンクにためます。
- 除湿量:8.0L/日(50Hz)・9.0L/日(60Hz)(室温27℃・湿度60%で強運転したとき)
- 衣類乾燥コース・よる衣類乾燥コース:除湿と空気清浄を組み合わせ、部屋干しの菌の増加を抑えて生乾きのニオイを減らす
- 除湿の目安の広さ:鉄筋20畳・プレハブ15畳・木造10畳(50Hz)
- 除湿タンク:約3.0L
※除湿量はJIS C 9617による値。60Hzの除湿の目安は鉄筋23畳・プレハブ17畳・木造11畳。衣類乾燥の細菌試験は約6畳の密閉空間で60分後に99%以上抑制(同等機種MCZ70Wで実施・試験空間での結果)。出典:ダイキン工業 MCZ706A「除湿」・仕様一覧より
知っておきたい注意点が1つあります。この除湿は部屋を冷やしません。コンプレッサーを動かすぶん熱が出るので、運転中は室温が上がります。消費電力は除湿運転の標準で198W(50Hz)と、空気清浄だけのとき(標準18W)より大きくなります。
しかくコンプレッサー式は、気温が高く湿った時期ほど水をよく取ります。梅雨の部屋干しが主役の季節です。夏はエアコンの冷房と一緒に使うと、室温が上がる分を気にせずに済みます
カーテンのニオイは水de脱臭

「水de脱臭」は、加湿と除湿の両方を持つ機種だからできる運転です。
- 困りごと:カーテン・壁紙・衣類などの繊維に染みついたニオイは、空気清浄機だけでは取りにくい
- しくみ:まず加湿で、繊維にしみこんだ水に溶けるニオイ成分を浮き出させ、そのあと除湿で水分ごと回収する
- 何が変わるか:タバコのニオイをしみこませた布で、3時間後に布のニオイ物質(アンモニウムイオン濃度)が188ppmから93ppmに下がった(ダイキンの試験)
- 運転時間:3〜8時間で設定
使うときの注意点
- 強い加湿と除湿をするので、外出中など部屋にいないときに使う
- タバコの有害物質(一酸化炭素など)は除去できない
- 建材やペットなど、いつも出続けるニオイがすべて取れるわけではない
- 屋外の温度・湿度が低いときや、換気が多いときは効果が出ないことがある
※試験機関:大和サービス株式会社(No.2019-959-1)。約6畳の試験室に、タバコのニオイをしみこませた布片(ウール・ポリ)を置いて比較。試験機は同等機種MCZ70W。出典:ダイキン工業 MCZ706A「おまかせ運転 全自動しつどコントロール」より
しかくニオイの成分の多くは、水に溶ける性質を持っています。いったん湿らせて浮かせ、乾かすときに水と一緒に連れ出す。洗えないカーテンを「空気で洗う」ような運転です
\布のニオイまで1台で|ダイキン MCZ706A/
ふだんの性能|新基準21畳・680mL/h

除湿・加湿の機能だけでなく、空気清浄機としてもダイキンの上位の装備です。
- 空気清浄:新基準(JEM1467:2026)で〜21畳・8畳を約9分。加湿しながらでも同じ21畳
- ツインストリーマ:標準の2倍のストリーマユニットで、フィルターに捕まえた汚れを分解する
- TAFUフィルター:汚れをはじく撥水・撥油の素材で、10年間交換不要で集塵の力が続く
- 加湿:680mL/h・プレハブ洋室18畳/木造和室11畳。加湿フィルターは10シーズン交換不要
- 加湿の水を清潔に:ストリーマを水トレーに当てて水の細菌を抑える+抗菌加湿フィルター+水トレーの銀イオン剤
- 花粉:全国の花粉16種類のアレル物質に対応(スギは4週間で98.9%低減)
- スマホ:Daikin Smart APPで外出先から操作・ダイキンのエアコンと連動・Alexa/Googleアシスタント対応
- 使いやすさ:キャスター付き・壁ぎわに置けるL字プラグ・操作部は抗菌仕様・オートルーバー
※加湿量はJEM1426(室温20℃・湿度30%・ターボ運転)。加湿フィルターの交換目安は加湿能力が50%に下がるまで(1日8時間・1シーズン6か月・定期的なお手入れをした場合)。花粉の試験は同等機種MCK70Wでの試験空間の結果。スマホ接続には無線LANルーターが必要。出典:ダイキン工業 MCZ706A 製品ページ・仕様一覧より
しかくお店やネットの商品名には「32畳」と書かれていることがあります。これは古い基準の数字で、2026年からの新しい基準では21畳です。本体は同じで、物差しが変わっただけです
MCZ706Aのスペック

| 項目 | MCZ706A |
|---|---|
| 発売 | 2025年9月(2026年モデル) |
| 空気清浄の広さ(新基準) | 〜21畳(〜34㎡)・8畳を約9分 |
| 加湿量 | 680mL/h(プレハブ洋室18畳/木造和室11畳) |
| 除湿量 | 8.0L/日(50Hz)/9.0L/日(60Hz) |
| 除湿方式/加湿方式 | コンプレッサー方式/気化エレメント回転式 |
| タンク | 加湿 約3.0L/除湿 約3.0L |
| 運転音(空気清浄) | しずか18dB〜ターボ54dB |
| 消費電力(標準) | 空気清浄18W/加湿空気清浄20W/除湿空気清浄198W(50Hz) |
| 本体寸法 | 高さ690×幅415×奥行360mm |
| 本体質量 | 23kg(水なし) |
| 色 | -T ブラウン |
※消費電力はルーバー停止・無線通信切のとき。除湿空気清浄の60Hzは213W。出典:ダイキン工業 空気清浄機 仕様一覧より(2026年11月確認)
電気代は、空気清浄の標準なら1時間あたり約0.56円、加湿しながらでも約0.62円です。除湿空気清浄は標準で約6.14円(50Hz)と、10倍ほどになります(31円/kWhで計算)。
買う前にいちばん確かめていただきたいのは大きさと重さです。幅41.5cm・奥行36cm・23kgと、加湿だけのタイプ(MCK707Aは12.5kg)のおよそ2倍の重さがあります。キャスターが付いているので、部屋の中で動かすことはできます。
型番・参考価格

| 型番 | 色 | 参考価格 |
|---|---|---|
| MCZ706A-T | ブラウン | 約17万円台〜18万円前後 |
2026年11月2日時点の楽天市場・Amazon・Yahoo!ショッピングの新品をもとにした目安です。色はブラウンの1色だけです。
\MCZ706A-T ブラウン/
MCZ706Aのよくある質問 Q&A

除湿だけ・加湿だけで使えますか?
できません。除湿中も加湿中も、空気清浄(集塵・脱臭)が一緒に動きます。空気清浄だけの運転はできます。
除湿すると部屋は涼しくなりますか?
なりません。除湿には部屋を冷やす機能がなく、運転中は熱が出るので室温が上がります。夏はエアコンの冷房と一緒に使ってください。
「32畳」と「21畳」、どちらが正しいのですか?
どちらも同じ本体の数字です。2026年に空気清浄機の畳数の基準(JEM1467:2026)が変わり、ダイキンの仕様一覧ではMCZ706Aを新基準で〜21畳と書いています。お店で比べるときは、同じ基準の数字どうしで比べてください。
除湿がいらない場合は?
加湿と空気清浄だけでよければ、ダイキンの加湿タイプ(MCK557A・MCK707A・MCK907A)があります。選び方はダイキン 加湿空気清浄機の選び方|加湿の畳数で選ぶ3台【2026年】で書いています。
お手入れはどうしますか?
加湿タンクの水は毎日新しい水道水に入れ替えます。水トレーは約1か月に1回のお手入れが必要です。加湿フィルターの洗い方は加湿器のフィルター掃除にまとめています。
買う前に試せますか?
家電レンタルのRentio(レンティオ)で、同じうるるとさらら空気清浄機のACZ70Z(除湿8.0L/日・加湿付き)を借りられます。大きさや運転音、部屋干しの乾き方を自宅で確かめてから決められます。
まとめ|ダイキン MCZ706A はこんな1台

- 季節の湿度:おまかせ運転で除湿と加湿を自動で切り換え
- 部屋干し:コンプレッサー式で8.0L/日(50Hz)。部屋は冷やさず、室温は上がる
- 布のニオイ:水de脱臭で、加湿で浮かせて除湿で回収
- ふだんの性能:新基準21畳・加湿680mL/h・TAFUフィルター10年交換不要
こんな方におすすめ
- 加湿器・除湿機・空気清浄機を1台にまとめたい方
- 雨の日や花粉の季節に、部屋干しが多い方
- ダイキンのエアコンと連動させて、湿度まで自動で整えたい方
しかく加湿だけなら軽いタイプで足ります。梅雨の部屋干しまで1台でまかなって、季節ごとの出し入れをやめたい。そんなご家庭のための1台です
\除湿も加湿も1台で|ダイキン MCZ706A/



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