Bさん洗濯機を見に行ったら、日立のビートウォッシュに同じ10kgで2つあるって言われて。見た目もほとんど同じなのに、なんで値段が違うんですか?
Aさんわたしは逆に、上のほうが安く出てるお店を見つけて混乱しました…。高いはずのモデルが安いって、何かの間違いでしょうか?
しかくどちらもよくあるご質問です。BW-X100PとBW-V100Pの違いは、日立の公式ページで比べると1つだけ。そして価格はお店によって上下が入れかわります。この記事では、その1つの違いに払う価値があるかだけを考えられるように整理します。

- 洗剤と柔軟剤をタンクに入れておけば、あとは自動で入る
- 洗剤ボトルを洗濯機の上に置かなくてよくなる
- 家族が多く、1日に2回3回とまわすご家庭
- 洗う力・お手入れ機能はBW-V100Pと共通
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2機種の違いは「液体洗剤・柔軟剤 自動投入」の1つだけ

日立の公式サイトには、洗濯機を横並びにした「フルラインアップ」というページがあります。ここには機種ごとに搭載機能が並んでいて、2機種を見比べると差がはっきりします。
| 機能 | BW-X100P | BW-V100P |
|---|---|---|
| 液体洗剤・柔軟剤 自動投入 | ○ | — |
| 衣類長もち高濃度洗浄 | ○ | ○ |
| つけおき高濃度洗浄 | ○ | ○ |
| 洗濯槽自動おそうじ | ○ | ○ |
4つ並んでいる機能のうち、差がついているのは1行目だけです。洗う仕組みも、洗濯槽のお手入れ機能も、2機種で同じものが載っています。
洗濯にかかる時間も公式の表記は同じで、標準的な洗い方なら洗濯10kgで29分、急ぐときの「おいそぎ」コースは洗濯5kgで約23分。どちらも2026年5月下旬に発売された、同じ世代の兄弟機です。
しかく上位のBW-X120P(12kg)にはスマートフォン連携とAIお洗濯が付きますが、BW-X100Pには付きません。「Xだから多機能」ではなく、10kgクラスで増えるのは自動投入だけ、と考えてください。
自動投入があると、毎日の洗濯の何が変わるか

自動投入は、洗剤と柔軟剤をあらかじめタンクに入れておくと、洗濯物の量に合わせて必要な量が自動で入る仕組みです。日立の公式ページでは、このタンクについて大きく開いて補充しやすいこと、分解して洗えることが説明されています。
キャップで量る手間がなくなる
洗濯1回につき、洗剤と柔軟剤で2回キャップを使います。1日2回まわすご家庭なら1日4回、1か月で約120回。1回あたりは数秒でも、やめてみると戻れないと言われるのはこの積み重ねが理由です。
洗濯機の上にボトルを置かなくてよくなる
洗剤と柔軟剤のボトルは、たいてい洗濯機の上か横に置かれます。ふたの開け閉めのたびに手が当たり、洗剤の垂れが固まって掃除の対象が増えていきます。タンクに移してしまえば、置き場所そのものがなくなります。
入れ忘れ・入れすぎが起きにくくなる
柔軟剤を入れ忘れて洗い直す、目分量で多く入れて香りが強くなりすぎる。どちらも量を人が決めているから起きます。自動投入は洗濯物の量に合わせて入るので、この2つが起きにくくなります。
使う洗剤に条件があります。自動投入は液体洗剤と柔軟剤が対象です。粉末洗剤や、おしゃれ着用の一部など、タンクに入れられないものもあります。ふだん使っている洗剤が対象かどうかは、購入前にメーカーの案内をご確認ください。
しかく朝の忙しい時間に、家族の誰がまわしても同じ仕上がりになるのが効きます。洗濯を自分以外の人に任せたいご家庭ほど、この1点の価値は大きくなります。
洗う力もお手入れも共通している3つの機能

安いほうを選ぶと洗う力が落ちるのではないか、というご心配が多いところです。公式の機能一覧では、洗浄とお手入れに関わる3つはどちらにも載っています。
衣類長もち高濃度洗浄
洗い始めに濃い洗剤液をつくり、繊維の奥までしみこませてから洗う方法です。日立は、この方法によって隠れ汚れまで落としながら、布の傷みも抑えると説明しています。P世代では制御が新しくなり、すすぎの1回目で洗剤液を効率よく出すようになりました。
つけおき高濃度洗浄
洗う前に濃い洗剤液へつけおく工程を挟むコースです。泥汚れや食べこぼしのように、時間をかけたほうが落ちやすい汚れに向いています。予洗いのために手を動かす回数を減らせるのがこのコースの役目です。
洗濯槽自動おそうじ
洗濯槽の裏側は、ふだん手の届かない場所です。ここに洗剤カスが残ると黒カビの原因になります。洗濯のたびに槽を洗い流す機能で、後から追加できない部分なので、両方に載っているのは大きいところです。
NA-FA12V6と日立BW-X120Mを、多機能とコスパという方向の違いから比べています。

容量・自動投入・乾燥の3点から、縦型で失敗しない選び方をまとめています。

価格はお店によって上下が入れかわります

ここがこの2機種でいちばん注意していただきたい点です。ふつうに考えれば、機能が1つ多いBW-X100Pのほうが高くなります。実際、価格比較サイトの最安値で見るとそのとおりで、BW-X100Pが約13万円台、BW-V100Pが約12万円台という並びになっています。
ところがショッピングモールでは、この上下が入れかわることがあります。同じ日に見ても、BW-V100Pのほうが約1万円高く出ている店舗があります。
理由は、モールの店舗ごとに設置費や古い洗濯機の引き取りが価格に含まれているかどうかが違うためです。「本体の発送のみ」と「設置・リサイクル回収つき」で別のページになっている店舗もあります。安く見えたほうに設置費が乗っていない、ということが起こります。
しかくどちらが安いかは、その日そのお店を見るまで決まりません。「機能が少ないほうが安いはず」と決めて片方だけ見ると、高いほうを選んでしまいます。必ず2機種とも並べて、設置費込みかどうかまで見てから決めてください。
どちらが向いているかをご家庭のタイプ別に

違いが1つしかないので、考えることも1つで済みます。自動投入を使う場面がご家庭にあるかどうかだけです。
| ご家庭の状況 | 向いているほう |
|---|---|
| 1日に2回以上まわす | BW-X100P |
| 家族の誰でも洗濯をまわす | BW-X100P |
| 洗剤・柔軟剤は決まったものを使い続けている | BW-X100P |
| 洗剤を用途で使い分けている | BW-V100P |
| 粉末洗剤を使う機会がある | BW-V100P |
| 洗濯は1日1回、自分でまわしている | BW-V100P |
洗剤を使い分けているご家庭では、タンクに入れっぱなしにできる洗剤が限られます。その場合は自動投入の出番が減るので、BW-V100Pで足ります。逆に洗剤を1本に決めているご家庭なら、自動投入は毎回働きます。
型番と参考価格

| 項目 | BW-X100P | BW-V100P |
|---|---|---|
| 型番(ホワイト) | BW-X100P W | BW-V100P W |
| 洗濯・脱水容量 | 10kg | 10kg |
| 発売 | 2026年5月下旬 | 2026年5月下旬 |
| 参考価格 | 約13万円台 | 約12万円台 |
BW-X100Pの本体寸法は幅608mm(本体幅570mm)×高さ1000mm×奥行650mm、質量は約39kg。防水パンは奥行530mmから設置できます。搬入経路と防水パンの寸法は、購入前に必ず測っておいてください。
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よくある質問

BW-V100Pのほうが洗浄力は落ちますか?
日立の公式の機能一覧では、衣類長もち高濃度洗浄・つけおき高濃度洗浄はどちらにも載っています。洗い方の仕組みは同じものが使われています。
BW-X100Pはスマホから操作できますか?
できません。スマートフォン連携とAIお洗濯は、同じP世代でも12kgのBW-X120Pに搭載されている機能です。
自動投入のタンクは掃除できますか?
日立の公式ページでは、タンクは大きく開いて補充しやすく、分解してお手入れできると案内されています。
粉末洗剤も自動で入りますか?
自動投入の対象は液体洗剤と柔軟剤です。粉末洗剤は対象外です。ふだんお使いの洗剤が対象かどうかは購入前にご確認ください。
洗濯にかかる時間は違いますか?
公式の表記では同じです。標準的な洗い方で洗濯10kg 29分、「おいそぎ」コースは洗濯5kg 約23分と案内されています。
どちらを買うか、価格だけで決めてよいですか?
価格はモールや店舗によって上下が入れかわります。設置費やリサイクル回収が含まれているかも店舗ごとに違うため、2機種を並べて総額でご確認ください。
まとめ

BW-X100PとBW-V100Pは、日立の公式で比べると違いが「液体洗剤・柔軟剤 自動投入」の1つだけという、めずらしくわかりやすい2機種です。洗う仕組みも、洗濯槽のお手入れも、洗濯時間も共通しています。
ですので、考えることは自動投入がご家庭で働く場面があるかどうかだけです。1日に何度もまわす、家族の誰でも洗濯をする、洗剤は1本に決めている。こうしたご家庭なら毎回働きます。洗剤を使い分けているご家庭では出番が減ります。
そして価格はモールによって上下が入れかわります。機能が少ないほうが安いとはかぎりません。必ず2機種を並べ、設置費込みの総額で見てからお決めください。
洗剤の計量をやめたい、家族の誰がまわしても同じ仕上がりにしたいご家庭へ。洗う力とお手入れ機能はBW-V100Pと共通です。
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