ドラム式洗濯機の乾燥 電気代はいくら?ヒートポンプ式とヒーター式を徹底比較

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5/27(水)9:00~6/2(火)23:59

ドラム式洗濯機の乾燥 電気代でわかること
Aさん

ドラム式の乾燥って、毎日使うと電気代が高そうで心配…。実際に1回いくらくらいかかるの?縦型とくらべてどうなのかしら?

ドラム式洗濯機の乾燥にかかる電気代は、乾燥方式で大きく変わります。同じドラム式でも「ヒートポンプ式」と「ヒーター式」があり、毎日使うと年間で1万円ほど差がつくことも。この記事では、電気料金の目安単価31円/kWh(家電公取協の新電力目安単価)をもとに、1回・1ヶ月・1年の電気代をやさしく整理します。

結論を先にお伝えします。

  • ヒートポンプ式の乾燥は1回 約20〜30円(毎日で月 約900円)
  • ヒーター式の乾燥は1回 約57〜68円(毎日で月 約1,710円)
  • 毎日乾燥を使うならヒートポンプ式が結局おトク

それでは、なぜ方式で電気代が変わるのか、具体的な金額とあわせて見ていきましょう。

しかく

乾燥は洗濯の工程のなかでいちばん電力を使う部分。だからこそ、低温で省エネに乾かすヒートポンプ式と、高温で一気に乾かすヒーター式とで、電気代に大きな差が出るんです。

目次

乾燥の電気代が方式で違う理由

ヒートポンプ式とヒーター式の乾燥の仕組みの違い

ドラム式の乾燥には大きく2つの方式があり、消費電力の大きさがまるで違います。

ヒートポンプ式:低温・省エネで乾かす

空気中の熱を再利用して低温(約65℃前後)で乾かす方式です。エアコンと同じ仕組みで熱を効率よく使うため、消費電力が小さく電気代が安く済みます。低温でじっくり乾かすぶん乾燥時間はやや長めになる傾向ですが(最新機種では短縮も進んでいます)、衣類が縮みにくいのもうれしいポイントです。

ヒーター式:高温で一気に乾かす

電熱線で高温(80℃前後)の風を作って乾かす方式です。高温で一気に乾かすため乾燥時間は短めになりやすいのが特長。構造がシンプルで本体価格も手頃です。ただし加熱に電力を多く使うため、乾燥1回あたりの電気代は高くなりやすい傾向があります。

1回・1ヶ月・1年でいくら違う?

ヒートポンプ式とヒーター式の乾燥 電気代の比較

目安単価31円/kWh(家電公取協の新電力目安単価)で、洗濯〜乾燥を毎日1回使った場合の電気代の目安です。

項目ヒートポンプ式ヒーター式
1回の乾燥約20〜30円約57〜68円
1ヶ月(毎日)約900円約1,710円
1年(毎日)約1万円前後約2万円
乾燥温度低温(衣類に優しい)高温
本体価格高め手頃

たとえばパナソニックのヒートポンプ機では、標準の乾燥コースの消費電力量が約890Wh=約28円(31円/kWh換算)という目安も公表されています。毎日使うほど、ヒートポンプ式の安さが効いてきます。

注意:「乾燥時間が短い=電気代が安い」ではありません

ここがいちばん誤解されやすいポイントです。電気代は消費電力(W)×時間(h)=消費電力量(Wh)で決まります。ヒーター式は乾燥時間こそ短めですが、高温をつくるために消費電力(W)が大きいため、時間が短くてもトータルの消費電力量は大きくなります。

パナソニックの比較例では、洗濯〜乾燥1回あたりの標準消費電力量がヒートポンプ式で約800Wh、従来のヒーター式(水冷除湿タイプ)で約2,400Whと、約3倍の差がありました。つまり「速いから安い」のではなく、低温でも効率よく熱を使うヒートポンプ式のほうが、電気代は安く済むということです。

しかく

年間で見ると約1万円の差。本体価格はヒートポンプ式が高めですが、毎日乾燥を使うご家庭なら、数年で電気代の差が本体価格の差に追いついていきます。

縦型(簡易乾燥)との比較

ドラム式と縦型 簡易乾燥の電気代比較

「縦型のほうが本体が安いから乾燥もお得では?」と思われがちですが、乾燥の電気代は別の話です。

  • ドラムHP式の乾燥:月 約900円
  • ヒーター式ドラムの乾燥:月 約1,710円
  • 縦型(簡易乾燥)の乾燥:月 約2,100円目安
  • 縦型は送風中心で時間がかかり、仕上がりはゴワつきがち
  • 毎日しっかり乾かすなら、ドラムHP式が割安で仕上がりも良い

本体価格は縦型が安いものの、毎日しっかり乾燥まで使うなら、電気代と仕上がりの両面でドラムのヒートポンプ式に分があります。干す手間をどれだけ減らしたいかで選ぶとよいでしょう。

乾燥の電気代を抑える5つのコツ

ドラム式の乾燥 電気代を抑えるコツ

ちょっとの工夫で、乾燥の電気代はさらに抑えられます。今日からできるものばかりです。

  1. 容量いっぱいでまとめ乾燥:小分けより1回でまとめたほうが効率的
  2. 乾燥フィルターをこまめに掃除:ホコリ詰まりは乾燥効率を落とす原因
  3. 省エネ・おまかせコースを使う:過剰な乾燥を避けてムダを減らす
  4. 乾きにくい厚物は分けて乾燥:乾きムラを防いで時間を短縮
  5. ヒートポンプ式に買い替える/夜間の安い電気プランを活用
しかく

まずはフィルター掃除とまとめ乾燥から始めるのがおすすめ。それだけでも乾燥時間が短くなり、電気代の節約につながります。

どっちを選べばいい?おすすめの選び方

電気代の面では、毎日乾燥を使うほどヒートポンプ式が有利です。使い方に合わせて選びましょう。

  • ヒートポンプ式が向く方:毎日乾燥を使う/電気代を抑えたい/衣類を優しく乾かしたい/干す手間を減らしたい
  • ヒーター式が向く方:乾燥は時々だけ/本体価格を抑えたい/設置スペースが狭い

電気代だけで見れば、洗濯物の量にかかわらずヒートポンプ式が有利で、途中でヒーター式が安くなる「電気代の分岐点」は基本的にありません。分かれ目になるのは本体価格を含めたトータルコストで、カギは乾燥を使う頻度です。毎日使うほどヒートポンプ式の電気代の安さで本体価格差を取り戻しやすく、使うのが時々ならヒーター式の本体の安さが効いてきます。なお、洗濯物は少量よりも容量いっぱいでまとめて乾燥するほうが1回あたりの効率がよくなります(これはどちらの方式でも共通です)。

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具体的な機種選びは、メーカーごとの乾燥方式や特長を比べると分かりやすいです。畳数…ではなく容量や乾燥方式から選べるドラム式洗濯機の比較完全マップもあわせてどうぞ。


ドラム式の乾燥 電気代 よくある質問 Q&A

ドラム式の乾燥 電気代のQ&A

よくある質問と回答をまとめました。

乾燥1回の電気代はいくらが目安ですか?

ヒートポンプ式で約20〜30円、ヒーター式で約57〜68円が目安です(単価31円/kWh換算)。実際の金額は機種や乾燥量、契約プランで変わります。

電気代は何円で計算していますか?

新電力料金の目安単価31円/kWh(家電公取協調べ)で計算しています。ご家庭の単価は検針票やマイページで確認できるので、その数字に置き換えるとより正確です。

ヒーター式は損なのでしょうか?

必ずしも損ではありません。本体価格が手頃なので、乾燥を使う頻度が低いご家庭や、設置スペースが限られる場合には合うこともあります。使用頻度で判断しましょう。

縦型洗濯機でも乾燥できますか?

できますが、送風乾燥が中心で時間がかかり、電気代も高めになりがちです。しっかり毎日乾燥するなら、ドラムのヒートポンプ式のほうが効率的です。

乾燥の電気代を今すぐ下げる方法は?

乾燥フィルターの掃除と、容量いっぱいでのまとめ乾燥がすぐ効きます。省エネコースの活用や、夜間が安い電気プランの利用も効果的です。


まとめ|乾燥の電気代で選ぶなら

ドラム式の乾燥 電気代のまとめ

ドラム式の乾燥電気代のポイントをまとめます。

  1. 乾燥1回はヒートポンプ式 約20〜30円/ヒーター式 約57〜68円
  2. 毎日使うと年間で約1万円の差になることも
  3. 毎日乾燥するならヒートポンプ式が結局おトク
しかく

使う頻度が高いほど、ヒートポンプ式の電気代の安さが効いてきます。機種選びはドラム式洗濯機の比較完全マップも参考に、ご家庭にぴったりの1台を見つけてくださいね。

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