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ダイニチ HD-RXT926 レビュー|同じ大きさで24畳。温風のヒーターを強くした幅37.5cmのハイブリッド式加湿器、860mL/hを博士(工学)・主婦歴30年が解説【2026年8月発売】

hd-rxt926-review-eyecatch
Bさん

リビングとダイニングがつながっていて、加湿器をつけても湿度がなかなか上がらないの…

Aさん

大きい加湿器は場所をとるし、トレイの水アカ掃除も大変そう。

しかく

ダイニチのHD-RXT926は、高さ・幅とも37.5cmの四角い本体で、プレハブ洋室24畳まで加湿できるハイブリッド式です。広さを出しているのは、温風を作るヒーターの強さです

ダイニチは2026年度モデルの発表で、加湿器のお手入れについて多い声として「エアフィルターのほこり掃除が面倒」「カルキ掃除が面倒」「気化フィルターの浸け置き洗いが面倒」を挙げました。お手入れをしないままだと、加湿の効率が落ちて電気を余計に使うことになります。テーマは「カンタンお手入れ」が「省エネ」につながるです。

RXTタイプでいちばん広い部屋向けのHD-RXT926の特徴を以下に示します。

  • 温風を強くして860mL/h:本体の大きさはHD-RXT726(19畳)と同じで、プレハブ洋室24畳/木造和室14.5畳
  • カンタン取替えトレイカバー:トレイは洗わず、使い捨てのカバーを交換
  • 湿度設定5%刻み:50〜70%を5%ずつ選べる
  • eco運転:いつも気化式で運転。消費電力は18W(50Hz)・1カ月の電気代は約133円

※出典:ダイニチ工業 ニュースリリース(2026年8月27日)・製品ページ(RXT・RXC TYPE 2026年モデル)より

\24畳まで届くハイブリッド式/

目次

広いリビングの加湿で困る3つのこと

広いリビングの加湿で困る3つのこと

リビングとダイニングがひと続きの間取りでは、次の3つで困りがちです。

1. 湿度がなかなか上がらない

部屋が広いほど、湿度を上げるのに要る水の量が増えます。暖房をつけると空気は乾くので、部屋の広さに対して加湿量が足りないと、設定した湿度に届きません。

2. トレイに水アカがこびりつく

水道水のカルキ(ミネラル)は、水が蒸発したあとにトレイに残ります。たくさん加湿する機種ほど、たまるのも早くなります。

3. 一日中つけたときの電気代

広い部屋の加湿器は、朝から夜までつけっぱなしにしがちです。ヒーターを使う運転が長くなると、そのぶん電気代がかかります。

しかく

HD-RXT926は、1をヒーターの温風を強くすることで、2を「洗う」から「取り替える」に、3を湿度の5%刻みとeco運転で答えています

同じ大きさで24畳|温風を強くして860mL/h

同じ大きさで24畳|温風を強くして860mL/h

HD-RXT926の本体は、19畳向けのHD-RXT726と同じ大きさ・同じ重さ・同じタンクです。それでも24畳まで届くのは、温風を作るヒーターの電力が大きいからです。

運転HD-RXT926HD-RXT726
標準(温風気化)860mL/h・470W700mL/h・290W
ターボ960mL/h・500W800mL/h・310W
静音600mL/h・283W600mL/h・283W
eco(気化式)460mL/h・18W460mL/h・18W
適用床面積(洋室/和室)24畳/14.5畳19畳/12畳

※加湿量は室温20℃・湿度30%での最大値、消費電力は最大値(50Hz)。出典:ダイニチ工業 製品ページ(RXT・RXC TYPE 2026年モデル)より

  • 仕組み:ハイブリッド式は、ぬれたフィルターに風を当てて水を蒸発させる。湿度が低いときは、その風をヒーターで温めて蒸発を早める(温風気化式)
  • 同じところ:ヒーターを使わないeco運転は、2台とも460mL/h・18W。フィルターと風で加湿する部分は同じ
  • 違うところ:温風のヒーターが290W→470W。温風で足せる蒸発の熱が大きいぶん、加湿量が700→860mL/hに増える
  • 連続加湿:同じ6.3Lのタンクを速く使うので、標準で約7.3時間(HD-RXT726は約9.0時間)
Aさん

湿度が上がったあとも、ずっと470Wで動くの?

しかく

いいえ。470Wは温風で加湿しているときの最大値で、湿度が上がるとヒーターを使わない気化式に切り換わります。大きいヒーターが働くのは、乾いた部屋を早くうるおすあいだです

\幅37.5cmで24畳まで/

トレイは洗わずカバーを交換

トレイは洗わずカバーを交換

水がたまるトレイは、洗うのではなく取り替える考え方です。

  • カンタン取替えトレイカバー:トレイに使い捨ての半透明カバーをセット。トレイを洗う必要がない。1シーズンをめやすに、新しいカバー(別売)と交換
  • 抗菌フラットトレイ:底がフラットで、仕切り板も外せる
  • カンタンお掃除タンク:給水口が広く、中まで手を入れて洗える
  • お手入れサイン:お手入れのタイミングをランプで知らせる

※出典:ダイニチ工業 製品ページ(RXT・RXC TYPE 2026年モデル)より

しかく

カルキは水に溶けているミネラルなので、水道水を使う限り残ります。たくさん加湿する機種ほど、汚れがつく面をひと冬ごとに新しくできるありがたさが大きくなります

湿度は5%刻み・ecoは気化式で18W

湿度は5%刻み・ecoは気化式で18W

電気代を抑える仕組みは3つです。

  • 湿度設定5%刻み:50・55・60・65・70%から選べる(のど・肌モードを除く)。いまの湿度は1%刻みで表示され、運転を止めていても見られる
  • eco運転:いつも気化式で運転。消費電力18W(50Hz)・1カ月の電気代は約133円。加湿量は460mL/h
  • エコモータ:設定湿度といまの湿度に合わせて、送風量をサイクル制御で細かく調整

ダイニチは、湿度を60%から55%に下げたときの差を、同じRXTタイプのHD-RXT726で試算しています。ひと冬(6カ月)の電気代は6,896円→5,516円で、約1,380円(約20%)少なくなります。

※試算はHD-RXT726・加湿量700mL/h・標準モードを1日8時間×6カ月運転、プレハブ住宅14畳(天井高2.4m)・室温20℃・湿度30%・外気4.7℃・湿度53%・31円/kWh(税込)の条件。eco運転の電気代は1日8時間×30日・31円/kWh(税込)・50Hzでの値。出典:ダイニチ工業 ニュースリリース(2026年8月27日)・製品ページより

しかく

朝いちばんは標準で一気に湿度を上げ、湿度が届いたらecoに切り換える使い方がおすすめです。ecoでも460mL/hあるので、上がった湿度を保つには十分な量です

ハイブリッド式のしくみ

ハイブリッド式のしくみ

水を蒸発させるには熱が要ります。ハイブリッド式は、その熱を部屋の空気と、ヒーターの温風の両方を活用しています。

  • 湿度が低いとき:ヒーターで温めた風をフィルターに当ててすばやく加湿(温風気化式)
  • 湿度が上がったら:ヒーターを使わない気化式に自動で切り換える
  • 吹出し:水を沸かさないので、水や吹出し口が熱くならない。湯気や霧は出ない

※出典:ダイニチ工業 製品ページ(RXT・RXC TYPE 2026年モデル)より

しかく

スチーム式・気化式・超音波式との違いは、加湿器の種類と選び方で、方式ごとの暮らしのメリットと消費電力を並べて説明しています。ハイブリッド式は、速さと電気代を湿度で切り換える方式です

ふだんの性能|4つの抗菌・13dB・ハンドル付き

HD-RXT926のふだんの性能

加湿量のほかの作りは、RXTタイプの3機種で共通です。

  • 4つの抗菌:Ag+抗菌アタッチメントEX(タンクの水)・抗菌気化フィルター・抗菌フラットトレイ・抗菌操作プレート
  • 運転音:最小13dB(標準・静音・eco)。標準の最大は32dB、ターボは40dB
  • おやすみ快適:押してから1時間は最小運転音の13dB、その後は静音モードで設定湿度を自動で保つ
  • のど・肌モード:部屋がまだ暖まっていないうちは湿度を70%以上まで、暖まると約60%に下げて運転
  • ターボ:設定湿度に届くまで加湿量を増やす(960mL/h・最長約1時間)
  • そのほか:切タイマー(2・4・6・8時間)・チャイルドロック・給水サイン・持ち運び用ハンドル・約5.1kg

※抗菌エアフィルターは別売部品です。抗菌気化フィルターは2週間に1回程度の水洗いと、月に1回のクエン酸洗浄。出典:ダイニチ工業 製品ページ(RXT・RXC TYPE 2026年モデル)より

加湿は暖房の効率を上げることにもつながります。ダイニチの計算では、室温25℃で湿度が30%から60%に上がると、体感温度は約1.7℃上がります。

※10畳・天井高2.4m、ミスナール式で算出(ダイニチ工業 加湿器カタログ 2026年7月より)

しかく

24畳向けでも、本体は約5.1kgでハンドル付き。夜は寝室に運んで「おやすみ快適」で使うこともできます

HD-RXT926のスペック

HD-RXT926のスペック
項目HD-RXT926
発売2026年8月
加湿方式ハイブリッド式(温風気化式+気化式)
加湿量(標準/静音/eco/ターボ)860/600/460/960mL/h
適用床面積プレハブ洋室24畳(40㎡)/木造和室14.5畳(24㎡)
タンク容量6.3L
連続加湿(標準/静音/eco)7.3/10.5/13.7時間
消費電力(標準/静音/eco・50Hz)470/283/18W
運転音(標準)32〜13dB
本体寸法(高さ×幅×奥行)375×375×210mm
質量約5.1kg
電源コード1.8m
湿度設定50〜70%(5%刻み)
安全装置転倒自動停止・室温異常自動停止

※消費電力は最大値(60Hzは標準470/静音283/eco20W)。出典:ダイニチ工業 製品ページ(RXT・RXC TYPE 2026年モデル)より。2026年10月確認

標準の470Wを1時間使い続けると約14.6円ですが、これはヒーターで温風を作っているときの最大値です。湿度が上がると気化式に切り換わり、消費電力は下がります。電気代をいちばん抑えたいときはeco運転(18W・1時間約0.56円)がおすすめです。

※1時間の電気代は消費電力×31円/kWhで計算

型番・参考価格

HD-RXT926の型番・参考価格

色は2色で、型番の末尾のカッコで分かれます。参考価格は約2万円台後半〜4万円前後です(2026年10月21日時点の楽天市場などの新品)。

型番色
HD-RXT926(T)ショコラブラウン
HD-RXT926(W)サンドホワイト

同じ色でもお店によって1万円前後の差があります。ポチップで各モールの値段と届く日をくらべてください。

\HD-RXT926(T) ショコラブラウン/

\HD-RXT926(W) サンドホワイト/

HD-RXT926のよくある質問 Q&A

HD-RXT926のよくある質問

2025年モデルのHD-RXT925とは何が違いますか?

ダイニチの仕様表の数値(加湿量・適用床面積・消費電力・運転音・タンク・寸法・質量)は同じで、トレイカバー・湿度5%刻み・eco運転も両方にあります。表に出る違いは製造年で、2025年モデルは生産を終えています。

HD-RXT726とどちらを選べばいいですか?

部屋の広さで選んでください。プレハブ洋室19畳・木造和室12畳まではHD-RXT726、それより広い24畳・14.5畳まではHD-RXT926です。本体の大きさ・重さ・タンクは同じで、違うのは温風のヒーターの電力(290W/470W)と加湿量です。HD-RXT726はダイニチ HD-RXT726 レビューで詳しく書いています。

もっと広い部屋ならどれですか?

ダイニチのLXタイプに、プレハブ洋室27畳(HD-LX1026)・33畳(HD-LX1226)の機種があります。背面のほこりをスライドで取る「かんたんフィルタークリーナー」も付きます。違いはダイニチ 加湿器 LXとRXTの違いで比べています。

寝室で使っても音は気になりませんか?

標準・静音・ecoとも最小の運転音は13dBです。「おやすみ快適」を押すと、1時間は13dBで運転し、その後は静音モードで湿度を自動で保ちます。

タンクの水はどのくらいもちますか?

6.3Lのタンクで、最大加湿量で運転し続けたときに標準約7.3時間・静音約10.5時間・eco約13.7時間です。湿度が上がると加湿量が下がるので、実際にはこれより長くなります。

買う前に試せますか?

家電レンタルのRentio(レンティオ)で、仕様表の数値が同じ2025年モデルのHD-RXT925を借りられます。リビングで湿度がどこまで上がるか、置き場所に収まるかを自宅で確かめてから決められます。

まとめ|ダイニチ HD-RXT926 はこんな1台

HD-RXT926のまとめ
  1. 広さ:温風のヒーター470Wで860mL/h。プレハブ洋室24畳/木造和室14.5畳。本体はHD-RXT726と同じ大きさ
  2. トレイ:洗わずにカバーを交換(1シーズンがめやす)
  3. 電気代:湿度は5%刻み。ecoは気化式で18W・1カ月約133円
  4. ふだんの性能:4つの抗菌・最小13dB・タンク6.3L・約5.1kg・ハンドル付き

こんな方におすすめ

  • リビングとダイニングがつながった、洋室24畳・和室14.5畳までの部屋に置く方
  • 広い部屋用でも、幅37.5cm・約5.1kgの大きさに収めたい方
  • トレイの水アカ掃除をしたくない方・湿度を見ながら電気代を抑えたい方
しかく

加湿器は、部屋の広さに足りる加湿量があってこそ、設定した湿度に届きます。同じ大きさの本体で、温風の力を上げて24畳に届かせた1台です

\24畳まで届くハイブリッド式/

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