\スマイルセールのエントリーは始まっている/
8/28(金)9:00~9/3(木)23:59
Bさん東芝の縦型で9kgを見ていたら、AW-9DHB6とAW-9DPB6という2つが並んでいて。名前が1文字しか違わないのに値段が違うんです。
Aさんお店で聞いたら「自動投入があるかないか」と言われました。それだけのために足すべきなのか、判断がつかなくて。
同じ売り場に並ぶ2台で、しかも見た目がほとんど同じ。迷って当然の並びです。
結論から書くと、公式の仕様表で違うのは3か所だけでした。しかもそのうち2つは、1つ目の結果として出てきた数字です。
しかくこの記事では、東芝が2026年の9kg・8kgで何に力を注ぎ、どこを分けたのかを見ていきます。値段の逆転が起きている点にも触れます。
こんな人におすすめ
- 洗剤の詰め替えを月に1回に減らしたい方
- ご家族が交代で洗濯機を回すご家庭(入れ過ぎを防げる)
- 自動2度洗いコースを使いたい方
- 洗濯時間を2分でも短くしたい方(約36分)
2台で迷うのは、洗剤を自分で量るかどうかだけ

まず、この2台がどういう並びなのかを押さえます。
東芝は2026年4月に、縦型の新製品を発表しました。そこでAW-9DPB6/AW-8DPB6を上位、AW-9DHB6/AW-8DHB6をエントリーモデルとして紹介しています。発売はDPB6・DHB6とも2026年7月です。
公式の商品一覧では、それぞれの特長アイコンがこう並びます。
- AW-9DPB6:Ag+抗菌水/ロー&ビッグ投入口/液体洗剤・柔軟剤 自動投入/低振動・低騒音設計/クリアウィンドウ
- AW-9DHB6:Ag+抗菌水/ロー&ビッグ投入口/低振動・低騒音設計/クリアウィンドウ
並びから抜けているのは「液体洗剤・柔軟剤 自動投入」の1行だけです。東芝の商品ページも、AW-9DHB6を「抗菌ウルトラファインバブル洗浄W搭載、自動投入無しの9/8kgタイプ」と説明しています。
出典:東芝ライフスタイル公式サイト 商品一覧・各商品ページ、およびプレスリリース(2026年4月13日)より。
しかくエントリーモデルというと下の作りを想像しますが、この2台は削られている場所がとても少ないです。次の見出しで、同じところを先に確かめます。
同じところ|東芝が力を注いだ部分は削られていない

東芝が2026年の9kg・8kgで新しくしたことは、プレスリリースに4つ挙がっています。ロー&ビッグ投入口、クリアウィンドウとバック操作パネル、抗菌ウルトラファインバブル洗浄Wと大流量シャワー、糸くずに直接触れずに捨てられる糸くずフィルター。この4つはどちらにも入っています。
投入口の大きさも、槽の浅さも同じ
投入口は幅409mm・奥行き324mm。2025年のAW-9DP5/AW-8DP5は幅388mm・奥行き306mmだったので、幅も奥行きも約5%広がりました。投入口から槽の底までは約500mmです。
この形をつくった理由を、東芝の設計担当者はこう話しています。
「タテ型洗濯機の投入口は、低いほうがいい」これは、常に店頭から聞こえていた声だったので、たとえ1ミリでも下げたいと考えました。ほんの少しの違いが、使用感としては大きく変わってきますから。
出典:東芝ライフスタイル公式サイト 開発者インタビューより。
この1ミリのための設計が、両方に入っています。本体の総外形寸法は600×621×1033mm、ボディ幅555mm(前面535mm・後面555mm)で、2台とも同じです。
洗う力も、静かさも、水も電気も同じ
槽の底を浅くすると、水が動く空間は狭くなります。東芝はこの形を2025年に12kg・10kgでつくったとき、撹拌の研究者である名古屋工業大学・加藤禎人教授と共同で新しい大型パルセーターを開発し、循環シャワーの流量を従来の約1.4倍に上げました。浅い槽でも衣類を立体的に動かすための組み立てです。
9kg・8kgでも洗浄力の柱は「抗菌ウルトラファインバブル洗浄W」と「大流量シャワー」の2つで、これも両方に入っています。数字で見ても、次の項目が2台で一致します。
- 運転音:洗い 約29dB/脱水 約37dB
- 標準使用水量:9kgは約111L、8kgは約99L
- 消費電力:洗濯時 710W
- 消費電力量:9kgは約95Wh、8kgは約85Wh
- 設置可能防水パン:奥行内寸 510mm以上
- 排水ホース:左・右の2方向
水も電気も静かさも、1つも違いません。置き場所の条件も同じなので、片方が入るならもう片方も入ります。
違うところは3つだけ

公式の仕様表と機能一覧を突き合わせて出てきた違いは、次の3つです。
1. 液体洗剤・柔軟剤の自動投入
DPB6にはあり、DHB6にはありません。あわせて自動2度洗いコースも、DPB6の操作パネルにだけ並びます。
2. 洗濯の目安時間が2分ちがう
9kgはDPB6が約36分、DHB6が約38分。8kgはDPB6が約33分、DHB6が約35分。どちらの容量でも2分です。
なぜ2分なのかは、東芝の資料に説明がありません。ここは事実だけをお伝えします。
3. 本体の質量が1kgちがう
DPB6が約45kg、DHB6が約44kg。外形寸法は同じなので、中に入っているものの差です。
Aさん本当にこれだけですか。もっと洗浄力とかで差がついているのかと思っていました。
しかくこれだけです。2分と1kgは、自動投入があるかないかに付いてきた数字と見るのが素直です。実質、選ぶ軸は1つになります。
自動投入があると、毎日の何が変わるのか

軸が1つに絞れたので、ここを掘ります。
変わること|量る作業が月1回の詰め替えになる
自動投入は、本体のタンクに洗剤と柔軟剤をまとめて入れておく仕組みです。洗う量に合わせて必要な分だけが入るので、洗濯のたびのキャップ計量がなくなります。
はっきり差が出るのは、ご家族が交代で洗濯機を回すご家庭です。誰が回しても同じ量になるので、入れ過ぎによるすすぎ残りが起きにくくなります。DPB6のクリアウィンドウは、ふたを閉めたままタンクの残量が見える形にもなっています。
増えること|タンクの手入れと、使える洗剤の種類
一方で、タンクは定期的に洗う場所が1つ増えるということでもあります。柔軟剤は特に固まりやすく、放置すると通り道が詰まりの原因になります。
もう1つ、自動投入が扱うのは液体洗剤と柔軟剤です。粉洗剤やジェルボールを使う日は、結局どちらの機種でも手で入れることになります。ふだん粉洗剤という方には、自動投入の出番が少なくなります。
しかく洗剤を1種類に決めて液体で回しているご家庭ほど、自動投入が働きます。逆に洗い分けが多いご家庭では、タンクの手入れだけが残ることがあります。
価格が逆転していることがある

ここが、この2台でいちばん見落とされやすいところです。
メーカーが発表した市場想定価格では、9kgも8kgもDPB6のほうが14,520円高い設定でした。ところが実際の売り場では、この差が縮んだり、モールによっては入れ替わったりしています。
2026年9月の時点で見ると、9kgの最安どうしの開きは1万円弱まで縮んでいます。一方で同じ日に、自動投入つきのDPB6のほうが安く出ているモールもありました。DHB6を扱う店は21、DPB6を扱う店は18で、店ごとの値付けの幅がそれぞれ3万円ほどあるためです。
「自動投入なしのほうが安い」とは限りません。両方の表示価格を並べて見てから決めてください。
スペック比較

9kgどうしで並べます。
| 項目 | AW-9DHB6 | AW-9DPB6 |
|---|---|---|
| 自動投入 | なし | あり |
| 自動2度洗いコース | なし | あり |
| 目安時間 | 洗濯 約38分 | 洗濯 約36分 |
| 質量 | 約44kg | 約45kg |
| 洗濯・脱水容量 | 9kg | |
| 運転音 | 洗い 約29dB/脱水 約37dB | |
| 標準使用水量 | 約111L | |
| 消費電力 | 洗濯時 710W | |
| 消費電力量 | 約95Wh | |
| ボディ幅 | 555mm(前面535mm・後面555mm) | |
| 総外形寸法 | 600×621×1033mm | |
| 防水パン | 奥行内寸 510mm以上 | |
運転音の表示は一般社団法人日本電機工業会 洗濯機性能評価基準による。室温・水温、水道水圧、設置・排水条件、衣類の量や種類、片寄り、風呂水の使用などにより、使用水量・消費電力量・運転時間は増減します。出典:東芝ライフスタイル公式サイトの寸法・仕様より(2026年4月現在の記載)。8kgはAW-8DHB6が約35分・AW-8DPB6が約33分で、水量約99L・消費電力量約85Whは共通。
どちらを選んでも、防水パンは奥行内寸510mm以上、本体後方の壁面から防水パン前部の内側まで580mm以上が必要です。付属の給水ホースは0.8mで、水栓の形によっては別売の給水ホース継手(部品コード42044930・1,320円税込)が要ります。お風呂の残り湯を使う場合のふろ水用給水ホース(TFH-4・4m・2,310円税込)も、2台とも別売です。
型番・参考価格

| 型番 | 容量 | 自動投入 |
|---|---|---|
| AW-9DHB6(W) | 9kg | なし |
| AW-8DHB6(W) | 8kg | なし |
| AW-9DPB6(W) | 9kg | あり |
| AW-8DPB6(W) | 8kg | あり |
カラーは4機種ともグランホワイトのみです。価格は店とタイミングで動きますので、下のボタンから両方の表示を見くらべてください。
\自動投入なし AW-9DHB6/
\自動投入あり AW-9DPB6/
よくある質問 Q&A

洗浄力に差はありますか?
公式が洗浄力の柱に挙げている「抗菌ウルトラファインバブル洗浄W」と「大流量シャワー」は、どちらにも入っています。標準使用水量も消費電力量も同じ数値です。洗う力で選び分ける材料は、公開されている範囲では見あたりません。
自動投入がないと、洗剤の入れ過ぎが心配です
AW-9DHB6にも洗剤と柔軟剤の投入口はあり、水位に応じた必要量が本体に表示されます。自動投入との違いは、その量をご自身で量って入れるかどうかです。ご家族が交代で回すご家庭ほど、自動投入の値打ちが出ます。
粉洗剤を使っています。どちらがよいですか?
自動投入が扱うのは液体洗剤と柔軟剤です。粉洗剤やジェルボールは、どちらの機種でも手で入れます。ふだん粉洗剤という方は、自動投入の出番が少なくなるので、AW-9DHB6がおすすめです。
洗濯時間の2分の差はどこから来ますか?
東芝の資料に説明はありません。9kgで約38分と約36分、8kgで約35分と約33分という数値が公開されているだけです。理由を推し量って書くことはしませんので、事実としてお受け取りください。なお目安時間は衣類の量や水圧でも増減します。
置き場所の条件は違いますか?
同じです。総外形寸法600×621×1033mm、ボディ幅555mm、防水パンの奥行内寸510mm以上、本体後方の壁面から防水パン前部の内側まで580mm以上。片方が置けるなら、もう片方も置けます。違うのは質量の1kgだけです。
10kgや12kgも同じ関係ですか?
10kgにはAW-10DHB6とAW-10DPB6があり、12kgはAW-12DPB6のみです。12kgで自動投入なしという選択肢は用意されていません。12kgをお考えの方は東芝 AW-12DPB6 レビュー|かがまずに底まで手が届く縦型12kgを博士(工学)・主婦歴30年が解説【2026年最新】をご覧ください。
まとめ|選ぶ軸は1つだけ

東芝が2026年の9kg・8kgでやったのは、投入口を広げて槽を浅くし、それでも洗えるように水の当て方を作り直すことでした。その部分は、どちらの機種にも入っています。
- 液体洗剤を1種類で回しているご家庭、ご家族が交代で洗濯機を使うご家庭はAW-9DPB6
- 粉洗剤も使う、洗い分けが多い、タンクの手入れを増やしたくない方はAW-9DHB6
- どちらでもよければ、その日の表示価格が安いほう。逆転していることがあります
最後にもう一度
- 洗濯 約36分/質量 約45kg
- 液体洗剤・柔軟剤の自動投入と自動2度洗いコース
- タンクの残量が窓から見える
それぞれを1台ずつ詳しく見たい方は、東芝 AW-9DHB6/AW-8DHB6 レビュー|広い投入口と洗浄力が9kg・8kgにも入った1台を博士(工学)・主婦歴30年が解説【2026年最新】と東芝 AW-9DPB6/AW-8DPB6 レビュー|投入口が幅409mmに広がった9kg・8kgを博士(工学)・主婦歴30年が解説【2026年最新】をどうぞ。縦型そのものの選び方から見直したい方は縦型洗濯機の選び方 完全ガイド|容量・自動投入・乾燥で失敗しない【2026年】があります。
しかく同じ売り場に並ぶ2台で、削られているのは1か所だけでした。洗剤を量る2秒を、毎日どう感じるか。決め手はそこに集まります。



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