まるちゃん4歳の冬。サンタさんが来てくれた翌朝。
カーテンを開け、空を眺めると、一筋の飛行機雲が。
「サンタさん。本当に来たんだね。そりの跡がお空に残っているよ。」
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まるちゃん5歳。少しずつ、色々な疑問が生れている。
「鍵をかけていたのに、どうして入って来れるの?」「魔法を使って入ってくるんじゃない?」
サンタからの手紙がリビングのテーブルの上に残っていた。
『まるちゃんへいつもいいこだったね。これからもさんかくんとなかよくして、パパとママのいうことをよくきいてください。 サンタより』
と、書かれていた。
「サンタさんはどうして、まの名前を知っているの?」
「洋服とかに書いてあるじゃない(保育園児は洋服にも名前が書いてあります)。きっと、それを見たんじゃない?」
「サンタさん、字がきれいだね。」
ほっ~。字でばれないように、なるべく癖がないようにかいたつもりだったが・・・。
来年からは、お手紙なしにしよう。段々、言い逃れが厳しくなってきつつある。2002.12.26
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