「ねえ、ママ。耳の中にかたつむりみたいなのってある?」
「えっ??」
一体、何を言おうとしているのか???
「かたつむりみたく、ぐるぐるしてて・・・。」
「それは、三半規管っていって、バランスをとるところがあるよ。こんな感じの。」
と、うる覚えでぐるぐる描いてみせる。
「ママ、そうじゃないよ。」
まるちゃん、リアルな三半規管を描く。
な・な・なんでそんなこと知っているんだ??
「なんでバランスをとるものが耳の中にあるの?」
えっ。まるちゃん、スルドイ。
「音を聞きながらバランスをとるからだよ。(違うかもしれない・・・)どこで、覚えたの?」
「本で見た。」
「何の本?」
「からだのけんこう」
「保育園にあるの?」
「そうだよ。あと、こんなのもあるんでしょ?」
耳の断面図を描きだす。鼓膜らしきところを書く。
「これは何?」
「多分、鼓膜。」
「ああ、これね!」
と言いながら、耳掻きまで書き出し、しまいに鼓膜をやぶった絵を書いている(ちょっと前にそう言う出来事ありました)。確かに、鼓膜を破った経験から、耳に興味があったのだろう。
しかし・・・。驚いたよ。耳の中の絵を覚えていることにも。そして、そういうものに興味があったことも。
「人間は、どうやって聞こえるの?」
「音がねブルブルって鼓膜を振動させて聞こえているんだよ。」
「じゃあ、今も鼓膜が振動しているの?なんで、自分の声も聞こえるの?」
「自分の耳から聞こえるんだと思うよ。」(頭蓋骨全体で共鳴しているのを感じ取っているのかな???)
え~ん。それにしても、質問が高度になってきた(涙)。
百科辞典みたいなのを買ったほうがよいのかな?それより、親が勉強しないと追いつかないよ~(涙)
2002.11.13
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