おとうとの病気。

今日は、保育園から早々に呼び出しをくらった。さんかくんが発熱だ。39度あるらしい。急いで、保育園に向かう。病院に連れて行かなければ・・・。保育園に着くと、園庭でまるちゃんに会ってしまった。まるちゃんは、帰れると思って、大喜び。「ごめんね。さんかくんが熱出したから、病院に連れて行くから後で迎えに来るね。」と、言うと、みるみる泣き顔になってしまった。でも、とりあえず、さんかくんだけ連れ出し、泣き続けるまるちゃんを保育園に残し、病院へ直行した。

幸い、「ただの風邪でしょう。」との診断でホッとする。とりあえず、家に帰り、さんかくんを寝かしつけた。

夕方、まるちゃんを迎えに再度保育園に向かう。さんかくんが寝ているすきに、と足早に歩く。まるちゃんに保育園で会うなり「さんかくんが寝ているから、起きないうちに帰るよ。急いで!」と、せかして家路を急ぐ。

が、その途中「ママは、さんかくんの方が心配なんでしょ。」「そんなことないよ。2人とも心配だよ。」「でも、さんかくんの方をいっぱい心配しているよ。まるはどうでもいいんでしょ。」

まるちゃんの目から大粒の涙がぽたぽた。

「まるちゃんがあかちゃんの時に風邪をひいたときも、ママはすっごく心配していたんだよ。」

「ほんとうに?」

「いっぱい病気をしたから、そのたびに、会社から飛んで帰ってきて、病院に連れて行ったりしてたんだよ。」

家につくと、さんかくんが泣きながら玄関まではって来た。まるちゃんは、「さんかくん、ねえねえが帰ってきたよ。」と抱きしめていた。

小さな心に、いろんな葛藤が見え隠れする。こうやって、大きくなっていくんだね

2002.4.9

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